2022Sシラバス
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1年 文科 理科 S 2年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 S 1年 文科 理科 S 2年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 S 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 総合科目 B(国際・地域) 30358 講義題目 授業の目標概要 30354 講義題目 授業の目標概要 30353 講義題目 授業の目標概要 31100 講義題目 授業の目標概要 開講 現代文化人類学 開講 開講 開講 フィールドワーク論 何某かが生起している現場に身を置きつつデータを収集し、そこから新たな知見を得て思考を鍛えていくことの重要性は、今や人文学・社会科学・自然科学の多くの分野で指摘されている。文化人類学は、まさにそうした学的営みとしてのフィールドワークを方法論の支柱に掲げてきた学問分野である。 しかしながら、他の学問分野でフィールドワークの重要性が強調されるようになったのとは裏腹に、1980年代以降のいわゆる「ライティング・カルチャー(Writing Culture)」ショックによって、文化人類学分野においては、エスノグラフィ(民族誌)を書くこと、およびその前提としての(かつそれと不可分な営みとしての)フィールドワークをすることに、より反省的であることが求められるようになった。とはいえ、エスノグラフィを書くこともフィールドワークをすることも、人類学の主要な方法論であることには変わらない。 本授業では、フィールドワークに関する基本的な論点を整理することを通して、改めて人類学的フィールドワークとは何かを初歩から考えたい。 東アジアの国際関係史 19世紀から21世紀に至る東アジアの国際関係史について講義をおこなう。主に中国外交史、中国外交について述べるが、適宜、日本や台湾の視点を取り入れ、朝鮮半島、東南アジアも視野に入れる。また、適宜、中国、台湾、日中、日台関係などについての現状分析も行う。現代から過去を振り返るのではなく、個々の時代の背景と政策選択について考察し、歴史的な連続性、変化・変容を見出す。高等学校では制度的に世界史必修ではあっても、十分になされていないこと、また理系の学生も参加することを考慮し、基礎的な事項に触れながら講義することをできる限り心がける。この講義を受講することにより、東アジア国際関係史の基本的な内容とともに、その歴史的な継続性と変容、さらに現在起きている東アジアの諸問題の原因や背景について理解することができるようになることを期待したい。 国際社会におけるミクロとマクロ 国際関係論の対象は国際社会(地球社会)である。地球大の、あるいは広範な地域にわたる制度や勢力、経済、法、さらには文化や記憶がテーマになることが多く、議論のスケールは壮大である一方で、どこかつかみどころのない話に感じられることもある。人々が日常的に実感できるミクロな次元とそうしたマクロな次元はいかに関わるのか。例えば、誰も望まない戦争や貧困はなぜ発生し、誰もがかかわるはずの環境問題に多くの政府が後ろ向きである一方で、それなりに環境保護の流れが生まれるのはなぜか。本講義では、国際社会を複数の次元や視点から分析し、それら相互のかかわりを見出していく視座の涵養を目指す。 ※原則として対面だが、初回・第2回については学部の方針の通り。また、入国できなかったり健康上の不安があったりする場合などは、オンデマンド等で別途対応するので遠慮なく相談されたい。 国際関係について理論的に考える 国際関係論(国際政治学)の入門的な講義であり、国際政治現象を分析的に理解するための「レンズ」あるいは「ものの見方」を得ることを目的とする。そのために、現在の国際社会の来歴を学んだ上で(歴史)、国際関係論という学問における重要概念とその基本的操作について理解する(理論)。 入門的講義ということもあり、国際関係における様々な問題を広範に取り上げる予定である。 授業科目名 授業科目名 国際関係史 授業科目名 国際関係論 授業科目名 国際関係論 担当教員 津田 浩司 担当教員 川島 真 担当教員 鶴見 太郎 担当教員 湯川 拓 所属 曜限 文化人類学 火 2 所属 曜限 国際関係 火 2 所属 曜限 国際関係 火 2 所属 曜限 国際関係 金 2 対象 対象 対象 対象

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