1年 文科 理科 2年 文科 理科 金 5 S 1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 5 森 政稔 S 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 5 S 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 5 S 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 総合科目 A(思想・芸術) 31423 講義題目 授業の目標概要 30255 講義題目 授業の目標概要 31428 講義題目 授業の目標概要 31427 講義題目 授業の目標概要 開講 開講 開講 開講 言語の多様性から考える言語学 世界には6000から7000ほどの言語が存在すると言われるが、その構造は言語ごとに異なり、多様である。たとえば、「花子さんが (S) みかんを (O) 食べた (V)」という内容を伝えるために、日本語のように SOV 語順をとる言語もあれば、英語のように SVO 語順をとる言語も存在する。さらには VSO、VOS、OSV、OVS といった語順も存在し、多様である。しかし、完全に不規則というわけでもない。実は SOV 言語と SVO 言語だけで世界の言語の 80% 以上を占めており、人間の言語に「SがVに先行する」「VとOが隣接する」という傾向があることが分かっている。このような言語の特徴は、世界の言語を幅広く観察することによって初めて知ることができる。 このような言語の多様性の問題は、言語を科学的に探求する学問である言語学 linguistics の研究課題のひとつであるが、この授業では、この言語の多様性に注目しながら、言語学という学問体系の導入をおこなう。世界のさまざまな言語の例をとりあげ、世界の言語の驚くべき多様性について学びながら、言語学とはどういう問題に取り組んでいるのかを議論する。 啓蒙と革命の時代の社会思想:時間と空間の視点から この社会思想史の授業では、ヨーロッパの近代形成期を主対象として、これらが、先立つ古代および中世の思想に対するいかなる関係において成立したのかを、時間と空間の視点を中心に解明することを主目的とする。 昨年度は16世紀前半のルネサンスや宗教改革の後、主権国家の本格的な形成が始まり、それを巡ってボダンやモナルコマキらの論争があり、そしてイングランド革命期にはホッブズやロックら契約説が形成された時期を扱った。今年度はこれを受けて、前半ではその後の18世紀西欧における啓蒙思想の展開と文明化の諸思想、後半では18世紀末のアメリカとフランスでの革命という、思想史的にも最重要な事件を扱う予定である。この時代は比較的短い期間に、近代社会の骨格を形成する最重要の理論が形成され実践が行われた。これらはいずれも重要で現代に及ぼす影響も大きいが、対立する要素も多く含まれており、従来の進歩主義的な歴史観を相対化し、時間と空間の意識の変容などを取り込んで、どのような解釈枠組みを提示できるかを課題としたい。 中国思想入門 中国では伝統的に、儒教・道教・仏教が三教すなわち「三つの教え」の体系として並存し、それぞれが自らの思想教説を展開させつつ相互に影響を与えあい、中国思想の歴史を形成した。 この中国思想の歴史と内容について、最も重要なポイントを取り上げつつわかりやすく概説する。 宗教の世界/宗教と世界 宗教と呼ばれる領域には、さまざまな人や集団、思想や実践、物や場所やことがらが、種々雑多に含まれている。しかし日常的にそうした宗教的事象に触れる機会は限られている。「宗教はあやしい」とは言うが、では実際、私たちは宗教についてどれほどのことを知っているのだろうか? また、「日本人は無宗教だ」とよく言われるが、世界を見渡せば日本社会ほど多彩な宗教的事象にあふれる社会も珍しい。「無宗教」との自覚も自ら選択した結果というよりも、歴史的経緯として構築された側面も強い。そもそも、「宗教」という言葉自体、よくよく考えてみればみるほどはっきりとした像を結ばなくなってしまう。 この授業では、宗教をめぐるさまざまなトピックを紹介しながら、「宗教」について共に考えていきたい。そうした作業を通じて宗教を学問的にとらえるための基礎力を養う。 授業科目名 言語文化論 授業科目名 社会思想史 授業科目名 東洋思想史 授業科目名 比較思想 担当教員 長屋 尚典 担当教員 担当教員 横手 裕 担当教員 西村 明 所属 曜限 文学部 所属 曜限 社会・社会思想史 所属 曜限 文学部 所属 曜限 文学部 対象 対象 対象 対象
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