2022Sシラバス
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1年 理一(11,16-月 3 S 1年 理一(11,16-月 3 ズ クリストファー S 1年 理一(11,16- 月 3 時間割コード 時間割コード 時間割コード 英語中級(クラス指定セメスター型)月3 総合科目 L 英語中・上級 30128 講義題目 授業の目標概要 30129 講義題目 授業の目標概要 30130 S 講義題目 授業の目標概要 あなたの楽園はどこにありますか。日本人の楽園はどこにあるのでしょう。イギリス人の楽園は村にあります。「愛すべき農村」のイメージ。都会と違って恐ろしいことは何も起きない、知らない者が侵入してくることもない、皆が皆をよく知っていて、多少の悶着も厄介ごとも、すべてユーモアと笑顔と、ゆるいキリスト教的モラルで乗り越えられていく、居心地のいい楽園。そこで永遠に繰り返される生産のサイクル。春、夏、収穫、冬。今年も、来年も、いつまでも。いつか、こんな薄汚れた都会なんか離れて、そういう「本当に確かなもの」を手に入れるんだ。都会に寓居するイギリス人はそうやって、永遠の楽園としてのカントリーライフを夢見ているのです。 そういう「楽園」のイメージを、ヴィクトリア朝イギリスの画家、ヘレン・アリンガム (1848-1926)の水彩画が描いています。うっとりするような、はかない夢のような、イングランドの田園風景。今回、このクラスでテキストにするのは、そのアリンガムの絵をふんだんに掲載した、画集のようなエッセイ集のような、マーカス・ボーン・ヒューイッシュ (1843-1921) による1903年出版の本です。 120年も前の文章、ヴィクトリア朝の格調高い英文ですので、少々読みにくいと感じる方もおいでかもしれません。文体もそうですし、内容的にも古いので、ある程度はウェブ検索などで調べながら読んでいかないと、うまく読解することはできません。授業で行うのは、ですので、そういったこと、つまり、テキストの精読、ということになります。テキストをきちんと精読するためには作法があり、それはどんな文章であろうと変わりません―現代英語の気楽な読み物だろうと、ヴィクトリア朝イングランドの流麗な文体だろうと、千年前に書かれた古英語の断片だろうと、同じです。この「作法」を、まあ、お伝えしたい、そういう授業です。 開講 英語中級(クラス指定セメス開講 英語中級(クラス指定セメス開講 授業科目名 英語中級(クラス指定セメスAn Introduction to Cultural Geography This course will provide students with an opportunity to explore the complex terrain of cultural geography through English language texts. Starting with an overview of cultural geography, the course will then look at specific cultural, critical and aesthetic theory, helping students to reflect on the relationship between culture, nature and representation. Each class will focus on a particular cultural geographic theme (e.g. the culture-nature divide; mobility; the anthropocene; landscape and memory; urbanism and rurality; folklore and landscape). By the end of the course students will have a comprehensive understanding of the connections between people, landscape and the geographic imagination. The course is designed to develop your critical thinking, discussion and presentation, and reading skills and will therefore require you to read short academic articles and take part in class discussion on a weekly basis. You will be expected to prepare for classes in advance and play an active role in the discussion, presentation and defence of your ideas throughout the course. Students should be prepared to share their ideas with the rest of the class and take part in group work.. プロフェッショナルのための共通語としての英語 Communicating in English as Professionals プロフェッショナルとして、将来にわたって世界の人と英語を使って協働できるようになることを目標に、実践的な英語使用の考え方とスキルを学びます。プロフェッショナルとは、研究・専門職、ビジネス、公務員、国際協力など、多様なフィールドで、高度な専門性をもって仕事をする人を想定しています。 英語を多様な文化・国籍をもった人とコミュニケーションする共通語として使うことをイメージしながら、1)グローバル社会の英語の役割、2)プロフェッショナルとして英語を使うための基本的な考え方とルール、そして3)英語を将来にわたって長期的に学び、使っていくための英語学習方法、の3点を学ぶことを目指します。 授業では、ケースやタスクをもとに実際に英語を使い、国際協働のための英語の表現や話し方を練習し、実社会で英語を使う土台となる基本的スキルを習得します。 英語のコミュニケーションに重要なリスニング力の強化を、授業外学習で自律的に行います。 楽園はどこにある―Marcus B. Huish, Happy England as Painted by Helen Allingham, R.W.S. (1903) を読む 授業科目名 ター型) 授業科目名 ター型) ター型) 担当教員 瀧野 みゆき 担当教員 サーギル ジェーム担当教員 堀越 庸一郎 所属 曜限 英語 所属 曜限 英語 所属 曜限 英語 17,23,27,31) 17,23,27,31) 17,23,27,31) 対象 対象 対象

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