2021Aシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 5 黛 秋津 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 時間割コード 時間割コード 時間割コード 展開科目 人文科学ゼミナール 展開科目 人文科学ゼミナール 50694 A 講義題目 授業の目標概要 現代の言語哲学の基礎をなす古典的な文献を精読する。今年度は、現代語用論の基礎であるポール・グライスの「論理と会話」と「意味」という二つの論文を取り上げる。専門的な論文の読み方(cf. ノートの取り方、批判的検討)、言語哲学を研究するための基礎的な知識の獲得を目指す。 なお受講許可のための選考は実施しない。 50179 A 講義題目 授業の目標概要 歴史学の研究は、同時代に書かれた文献、すなわち一次史料を、その背景を踏まえて解釈することから始まる。本演習は、主に19世紀のロシア東欧史に関わる一次史料を精読し解釈することを通じて、歴史学研究の基礎を学ぶことを目標とする。 19世紀のロシア東欧は、西欧諸国やイスラーム世界のオスマン帝国などとのかかわりを深め、一つの国際システムを形成する中でその歴史が展開していったということが出来よう。授業の前半では、ロシア帝国が加わった条約の一つを取り上げてその条約テキストを読み、授業の後半ではそうしたマクロな視点を踏まえた上で、旅行記を精読して、ミクロな視点からロシア東欧地域の近代を考える。 本演習では、おそらく英語以外の言語の史料は扱えないと思われるため、条約も旅行記も英語テキストを使用するが、条約についてはロシア語やフランス語などの他の言語のテキストもあるため、能力と意欲のある者はそうしたテキストも同時に参照すること。条約については1856年のパリ条約か1878年のベルリン条約を取り上げるつもりである。旅行記についてはガイダンスの時に、バルカンからロシア帝国領にかけての記述のあるテキストを、履修者と相談の上決定する。 履修者の上限は15名程度を予定している。第1回目の授業に15名以上の履修希望者が参加した場合は、受講の目的、授業への参加意欲、各自の関心などを確認するための課題の提出を求め、それらが不十分と判断された者には履修を許可しない場合がある。結果はITC-LMSを通じて2回目の授業までに通知する。こうした選考を行う可能性があるため、本授業の履修希望者は第1回目の授業に必ず参加すること。 50243 A 講義題目 授業の目標概要 古代・中世史研究で使われる史料の多くは、変体漢文とよばれる特殊な漢文で書かれている。それは中国漢文が日本列島に入り、長い年月をかけて独自の変化をとげたものであり、それを読みこなすには一定の訓練と習熟が必要になるが、ひとたび慣れてしまえば、これ以上におもしろい世界はない。そのおもしろさに触れてもらおうというのがこの授業の第一の目標である。一方、一口に史料といっても、古文書・古記録・著述、あるいは一次史料か二次史料かに応じて求められる史料操作も異なってくるし、近年では文献史料ばかりでなく、考古学や民俗学資料の活用も不可欠になってきている。これらさまざまな史・資料を扱う際の技術や心構えについてもあわせて学んでもらうことになろう。 なお授業は第1回のみオンラインで実施し、第2回以降はすべて対面授業とする。したがって履修者も対面で受講可能な学生に限定する。履修者数は最大25名程度とし、第1回授業でそれを超えたばあいには授業内に面接・小テスト等による選抜をおこなう。 開講 授業科目名 人文科学ゼミナール (哲学・科学史) 開講 授業科目名 人文科学ゼミナール (歴史学) 開講 授業科目名 人文科学ゼミナール (歴史学) 中世日本の史料を読む 言語哲学の古典的文献を読む。 近代ロシア東欧史史料講読演習 担当教員 藤川 直也 哲学・科学史 木 1 担当教員 歴史学 担当教員 桜井 英治 歴史学 所属 曜限 所属 曜限 所属 曜限 対象 対象 対象

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