2021Aシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 このゼミは教養学部の方針に沿って、40人以下の受講生であることを前提に対面で行いますが、希望する学生には、それぞれの事情に応じてオンラインで参加することも可能とします。説明会は第1週にオンラインで配信します(17:00zoom開放。17:15くらいから開始)。なお、授業前にオンラインでの講義棟がある学生については、東大先端研の牧原研究室でオンラインで講義を視聴するスペースを用意しますので、事前に申し出た上でオンライン講義等を受講した上で、対面のゼミに参加して下さい。 牧原研のYouTubeチャンネルに、ゼミの概要を配信していますので、そちらをご覧ください。 URLはhttps://www.youtube.com/channel/UCjmHAPyMqKTnE1NKAK_k6hgです。説明会当日は、Q&Aを中心に進めます。どうしても説明会に参加できないが(できなかったが)受講を希望する学生については、個別にcontact@pha.rcast.u-tokyo.ac.jpまでご連絡ください。 また事前に質問などがあれば、個別ないしはグループでのオンラインのプレゼミを開始します。上記アドレス宛にご質問など投げてください。 今年で9年目となるこのゼミでは、多読、乱読、ときに精読を心がけ、古今東西の政治学に関する本を「読み破る」ことを目標にします。毎週1冊本を読んで短いペーパーを書いて全員が事前にそれを読んだ後ゼミが始まります。ゼミでは、いくつかのペーパーを取り上げて、全学生が意見を言う、質問をする、反論をする、といった議論を繰り返します。もちろん人の意見をじっくり聞くことも大事です。教員はできるだけ議事進行に努めますが、ここぞというときには今学生に必要と判断したコメントを出すようにします。学生同士の議論が基本です。そこから何が得られるのでしょうか。もちろん政治と政治学についてよりよい読みを目指して理解を深めることはとりあえずの課題です。しかしそれだけではありません。まずは自分の考えを構築してみましょう。その上で他の学生からの質問で驚いたり考えたりすることで、一冊の本に対する多様な理解があることを知るでしょう。集合知としての本に対する理解というものがあることに気づいてほしいと思います。そこから初めて自分の読みが広がります。このように自分の読みを深め広げることこそが、これから勉学を深めたり、研究に踏み込んだり、自分の人生を生きぬく力を得ることができるのです。ゼミでは、そのためにいろいろな仕掛けを用意しています。著者同席の回や、「私の勧める一冊」という回もあるでしょう。例年恒例だったゼミ終了後のブック・サロン、ブック・トリップ、ラボ・アドヴェンチャーも可能な範囲で行うことを考えます。すでの多くの修了生がいますが、冬休みにはOB・OGも参加する合宿(オンライン等で実施することを現段階では想定しています)を行います。合宿で何をするかは未定ですが、ここ数年、夏合宿は本の集中的な講読、冬合宿は本に関するドキュメンタリーを製作することが課題でした。 ※受講人数:あらかじめ制限はしない。 木 5 A 1年 文科 理科 木 5 A 2年 文科 理科 授業の目標概要 最新版の『世界開発報告』を会読します。講師は開発の専門家ではありませんが、開発を学ぶことは、先進国・途上国を問わず現代社会の課題を見つめることに直結すると考えています。報告そのものや、その根拠となっている文献をクリティカルに読み、議論することで、社会課題解決のために世界各国で行われているプラクティスの可能性や限界、科学技術(社会科学・自然科学)と公共政策の関係等について考え、見直す機会としていただければ幸いです。 ※本演習は、現地での参加・オンライン参加の双方で受講可能です。第1週については、教養学部の指示により、オンラインで実施します。初回参加できなかった方もガイダンスしますので随時ジョインしてください。 時間割コード 時間割コード 全学自由研究ゼミナール 51353 51380 開講 読み破る政治学 -多読・乱読・精読ゼミ- 開講 『世界開発報告』を読む 講義題目 講義題目 担当教員 牧原 出 担当教員 森川 想 所属 先端科学技術研究 センター 所属 工学部 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 2 2

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