2021Aシラバス
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2年 文科 理科 授業の目標概要 ポスト・セリエリズム、偶然性、ポスト・ミニマリズム、スペクトラル・コンダクティング、構造音色など、過去40年1年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 国際社会で生じる問題は、自然現象ではなく社会現象である以上、一人一人の力によっ てわずかながらでも良くすることもできるし、さらに悪くしてしまうこともあります。履修者の皆さんには、この点を意識し、自分の頭で国際問題の解決策を考えられるようになってほしいと考えています。 そこで、この授業では、「模擬国連会議(Model United Nations)」というアクティブラーニングの手法を用いて、国際問題の解決法を考えます。多様な利害・価値観に配慮することの重要性を理解するには体感してみることが早道ですが、模擬国連会議では、一人一人が米国政府代表や中国政府代表などの担当国になりきって国際問題について話し合います。立場を固定されている点ではディベートと同様です。しかし、 相手を論破することで勝利を目指すディベートと異なり、模擬国連会議では合意形成が目的であるため相手の利害・価値観を尊重したうえでの妥協が重要になります。この点を重視し、授業内では対立の激しい議題・担当国を設定して、 ロールプレイとシミュレーションに取り組みます。 具体的な到達目標は、以下の通りです。 ①国際問題の構造や原因を説明できる【レポート1, 2で評価】 ②国際問題をめぐる多様な立場(利害・価値観)を説明できる【レポート1, 2で評価】 ③国際問題の解決・管理における妥協の重要性を説明できる【レポート1, 2で評価】 ④国連の資料を自ら調べて国際問題の分析に用いることができる【レポート1, 2で評価】 ⑤国際問題の解決策・管理策について、選択肢を複数挙げて⽐較衡量したうえで、妥当と考えられるものを説得的に示すことができる【レポート1, 2で評価】 A 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 教養学部前期課程1年生対象の線型代数学で,線型空間(更に,計量線型空間(内積空間))について学習すると思われる.線型代数学で学ぶ線型空間は,次元によらずに導入される概念を除いて,殆どが有限次元の場合である.この授業では,無限次元ヒルベルト空間(或いは,もう少し一般に,無限次元バナッハ空間)の初歩について,それに関する基礎的な文献を受講生が輪講形式で発表する事によって学ぶ.無限次元のヒルベルト空間やバナッハ空間とそれらに於ける線型作用素の理論は,関数解析と呼ばれる分野であり,フーリエ解析,関数空間論,偏微分方程式論,確率論等を学ぶ際に必須であると考えられる.関数解析は,解析学(微分積分学を発展させた分野)の範疇に属する.現代の解析学では,無限次元の関数空間の知見が不可欠と考えられる.また,量子力学は,数学的には可分な無限次元ヒルベルト空間の枠組みで定式化される.無限次元の有用性や有限次元との違い(難しさ)を理解するのが目標である.この科目では,受講生による日本語での発表形式で行うので,関数解析の内容の理解とともに,発表内容を他の人に説明する能力を身に付ける事も目標とする. この科目の履修には,極限や関数列の一様収束等の厳密な微分積分学の基礎と,学部1年レベルの線型代数学の基礎を理解している事が前提である.前期課程科目である事から,ルベーグ積分論の理解までは仮定しない.2年生を想定して開講しているが,1年生でも前提とする能力があれば受講可能である. この科目は授業形態の観点から少人数で行うのが望ましいので,履修希望者が多数の場合には,選抜を行う事がある.詳しくは第1回の授業で説明するので,この科目の履修を検討している人は必ず第1回の授業に出席すること. 火 5 A 火 5 A 時間割コード 時間割コード 時間割コード 全学自由研究ゼミナール 51289 51346 51352 開講 模擬国連で学ぶ国際関係と 開講 無限次元ヒルベルト空間の 開講 ほどの重要な音楽思考上の新展開を体系だって検討しなおし、新たな表現の可能性を具体的に探る 講義題目 合意形成Ⅱ 講義題目 初歩を学ぶ 講義題目 作曲・指揮 担当教員 星埜 守之 教養教育高度化機構 火 5 中村 長史 担当教員 下村 明洋 担当教員 伊東 乾 所属 所属 数学 所属 情報学環 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 2 2 2

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