1年 文科 理科 木 5 A 2年 文科 理科 金 2 A 2年 文科 理科 授業の目標概要 本講義は、理学・工学・農学・法学・総合文化・新領域創成科学研究科、大気海洋・地震・気候システム・東洋文化・生産技術研究所、史料編纂所・アジア生物資源環境研究センターなどで海洋に関する研究・教育活動に関わっている教員が、最先端の研究成果を紹介する。 講義に関する追加情報は、以下に記載されます。 http://www.oa.u-tokyo.ac.jp/ ------------------------------------------------------------------ ※このゼミは10月4日(月)6限(18:45~)Zoomにて 行われる工学部合同説明会への参加を予定しています。 ZoomのURLは後日UTAS掲示板のお知らせにて周知する予定です。 ------------------------------------------------------------------ 1年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 福島第一原子力発電所の事故から10年の節目が過ぎました。現地では、復興と帰還、そして廃炉に向けた取り組みが進んでいますが、事故にともなって広範な地域に放出された大量の放射性物質による環境汚染は、未だに社会的影響を与えています。昨今のコロナ感染症でも、科学的事実と社会活動とどう折り合いをつけるかで意見が分かれていますが、低線量放射線のリスクに関しては、そもそも科学的事実をどう認識するかによって様々な意見が対立し、メディアを賑わせて人々を混乱に陥れました。そして今、必ずしも人々の科学的リテラシーが向上したとは言えない状況の中、意識の風化が起きています。 放射線の問題を理解するには、物理・化学・生物・医学・工学・農学・法律・社会学など様々な分野の知識が必要で、全てを網羅することは容易ではありません。放射線の基礎的知識に関する教育は十分とは言い難く、大学においても、広く一般の学生が系統立って学べる機会は限られています。 その貴重な機会を提供すべく、教養学部の教員が科学者・教育者の使命と意気込んで震災以来毎年続けている講義が、主題科目「放射線を科学的に理解する」です。ゲスト講師も含めた様々な分野の専門家が、放射性核種や放射線の物理学的性質から生物学的・医学的影響やリスクの考え方、さらには環境汚染の社会的影響まで、幅広く講義を展開します。学際的な教養学部の強みを生かした講義で、科学的知識を体系的に身につけ、定性的および定量的に正しく判断する能力を養うことを目的とします。 理科生を主な対象としますが、意欲のある文科生も歓迎します。教員一同、熱意あふれる分かりやすい講義を心がけており、履修生からは、理解が深まり役に立つ授業だったと、毎年高い評価を受けています。今年度は、対面講義とオンライン講義の同時併用での開講を予定しています(「授業の方法」の欄を参照してください)。多くの参加を期待しています。 ★ 前半ガイダンス【鳥居・小豆川・渡邊】、後半【鳥居】放射線入門(放射線とは、身の周りの放射線) ★ 【鳥居:理学部】放射線物理学(放射性崩壊と放射能、放射線と物質の相互作用) ★ 【小豆川:教養化学】放射線計測学(放射線の測定原理・方法・問題点) ★ 【鳥居】放射線物理学・放射線化学(物質中でのエネルギー損失過程、放射線の単位) ★ 【渡邊:教養生命科学】放射線生物学(放射線の細胞および生体への影響) ★ 【小豆川】環境放射化学(放射線量の時間変化、放射性物質の濃縮と拡散) ★ 【坪倉正治:福島県立医科大学】被曝調査・医療支援(福島事故後の内部被曝の状況、現場での医療) ★ 【鳥居】原子核物理学(原子核模型と核構造、核崩壊と核分裂) ★ 【鳥居】原子力工学と原子力事故(原子力発電の原理、原子力事故、放射性廃棄物処理問題) ★ 【小豆川】環境放射化学(シミュレーションと将来の放射線量) ★ 【藤原徹:農学部応用生命化学】放射性物質汚染と農業(植物によるセシウムの吸収と輸送) ★ 【渡邊】放射線の利用(生命科学研究、育種、滅菌、工学応用など) ★ 【鳥居】加速器科学(人工の放射線)・放射線防護学(線量評価・リスクコミュニケーション)・まとめ なお、以下の教科書はこの講義を元に執筆したものです。なくても分かるように講義しますが、授業の深い理解に役立つので是非お薦めします。 A 時間割コード 時間割コード 時間割コード 学術フロンティア講義 51344 授業の目標概要 現在の数学研究の現場で話題になっている事柄を平易に解説する。 51358 51284 開講 現代の数学 ーその源泉と フロンティア ー 開講 海研究のフロンティアⅡ 開講 放射線を科学的に理解する 高等学校で学んだ数学、大学の前期課程で学ぶ数学が、どのように現代の数学につながっているか、現代の数学の研究の源泉はどこにあり、どのようなことがわかっていて、何を求めて研究が行われているかということを、最前線で活躍する数学者がいくつかのトピックについて数回ずつ解説する。 講義題目 講義題目 講義題目 担当教員 齋藤 秀司 担当教員 早稲田 卓爾 担当教員 鳥居 寛之 教養教育高度化機構 金 5 所属 数学 所属 工学部 所属 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 2 2 2
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