2021Aシラバス
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1年 文科 理科 火 6 A 2年 文科 理科 ITの普及と発展により、我々の身の回りには新しい製品やサービスが登場し、時として生活スタイルを大きく変えたり、ビジネスの枠組み自体に大きな影響を与えたりすることがある。購買者や利用者として製品やサービスが提供するメリットを享受することはたやすいが、逆に購買者や利用者を興奮させたり、目を見開かせたりする製品やサービスを創造することは容易ではない。では、購買者や利用者を「これはすごい!」、「これは便利だ」、「これは心地よい」、「これは楽しい」と言わせるモノを創ってみようではないかというのがこのゼミの狙いである。 まずは、「作ってみた」というレベルから開始して、最終的には製品やサービスが果たす「社会的なゴール」を意識したレベルのモノづくりに取り組んで欲しいと考えている。従って、ゼミに参加するにあたっては何にチャレンジしたいのか、具体的な目標を持って臨んでもらいたい。個々のゼミ生の目標に基づき、専門家による指導を受けたり、製造現場を見学に出向いたりしたいと考えている。また、構築した応用システムは、完成後、想定される利用者に試用してもらい、利用者の評価を受ける予定である。さらに、本ゼミでは起業を支援した実績があり、起業にチャレンジしたい学生諸君の参加を大いに歓迎する。 ※受講人数:10名 ※開講場所: 駒場 KOMCEE 3階K301号室 (ただし、今回はオンラインの予定です。) 受講を希望する学生は、廣瀬(ahirose@ee.t.u-tokyo.ac.jp) までメールで申し込みこむこと。(希望者多数の場合には抽選 ガイダンス/ Guidance: 合同ガイダンスが設定される場合(別途周知される予定)にはこれに参加するほか、第1回講義で行う。 個別ガイダンスは10月5日18:45から行う。以下のZoomリンクから参加のこと。 https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/236291390 ------------------------------------------------------------ ※このゼミは10月4日(月)6限(18:45~)Zoomにて 行われる工学部合同説明会への参加を予定しています。 ZoomのURLは後日UTAS掲示板のお知らせにて周知いたします。 ------------------------------------------------------------ 1年 文科 理科 2年 文科 理科 原 和之 白 佐立 昨年からの新型コロナ禍によって、私たちは従来当然と思っていた様々な事柄を考え直すことを余儀なくされてきました。なかでも大きな変化であった、対面での活動への制限と急速なオンラインへの移行は、私たちに「Face(顔、面)」をめぐって多くの気づきをもたらしつつあります。これまで「対面」すなわち顔を合わせるということは、直接性、現実性、真実性もしくはライブ感の代名詞のように考えられていたわけですが、これを行わないという条件のもとで日常のさまざまな営みを見直すとき、我々は対面でできることとできないことの境界を改めて考えることから出発して、そもそも「対面」でわれわれは何をしているのか、「対面」が上記のような価値に結びつけられることにどのような根拠ないし前提があるのか、さらにはそもそもそうした対面な不可能な状況において、そうした価値はどのように実現されようとしてきたのか、等々の問いを問うよう導かれてゆきます。本講義では、文理の教員による「Face」の問題への多様なアプローチをオムニバス形式で提供することを通して、知やコミュニケーションなどの関係の条件としての「Face」の役割を切り出してゆきます。 【講義スケジュール】 9月上旬に公開する予定 A A 脳科学の基礎と研究の最前線 2年 文科 理科 授業の目標概要 脳科学は脳の仕組み(メカニズム)と働き(機能)を研究する学際領域である。このテーマ講義では、脳科学に関心のある教養学部前期課程の学生諸君を対象に、この分野の見取り図を示すと共に、その奥行きと魅力を伝え、脳科学への誘い(いざない)を目指している。 脳科学は比較的新興の学際領域であるため、伝統的な個々の学問分野ではとうていカバーしきれない。そこでこの講義では、教養学部生命・認知科学科、理化学研究所脳科学総合研究センター(理研BSI)、総合文化研究科進化認知科学研究センターの各スタッフが、オムニバス形式で脳科学の全体像を描いてゆく。 具体的な下位分野のテーマとしては、電気生理学、神経解剖学(計測法を含む)、分子神経科学、認知神経科学(神経経済学を含む)、計算神経科学などを扱う。初学者向けの講義なので、文系諸君の受講も歓迎する。 1年 文科 理科 時間割コード 時間割コード 時間割コード 学術フロンティア講義 51370 授業の目標概要 51285 授業の目標概要 【重要】大学の方針より、本講義の長さは90分とします。曜限は水曜日の5限(17:05~18:35)。 51336 開講 開講 対面・表面・仮面 開講 UTチャレンジャーズ・ Face to face: 講義題目 ギルドB 講義題目 講義題目 担当教員 廣瀬 明 永綱 浩二 担当教員 教養教育高度化機構 水 5 担当教員 岡ノ谷 一夫 所属 工学部 所属 所属 心理・教育学部会 木 5 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 2 2 2

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