2021Aシラバス
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総合科目 E(物質・生命) 50291 A1 60017 A2 51439 50888 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 生命科学の基礎 21世紀以降、生命科学は飛躍的に発展しています。本授業では、生命科学の基礎知識・基本原理を幅広く習得し、科学的思考力を身に付けることを目標とします。身近な生命現象を手がかりとして、その奥にある仕組みを科学的に基本から学習します。過去の生物学の履修歴は問いません。知的好奇心に溢れ、勉学意欲に富んだ学生の参加を希望します。 生物が周囲の環境とどのように会話して適応しているのか? ヒト、植物という一見異なる生物間を様々な切り口(特に周囲の環境との相互作用の視点)で比較し、その共通性・独自性の一端を学んでいく。それにより、生物の持つ普遍性と多様性を理解する。 分子から見た生命現象 生物の織りなすさまざまな生命現象は、すべて遺伝子DNAにコードされた遺伝情報が機能を発揮した結果であると言ってもよい。遺伝情報は、RNA、タンパク質、そしてそれが作り出す低分子有機化合物などの分子の形となり、これらの分子が相互作用しながら細胞内外で働いた結果、生き物としての不思議な性質が作り出されてくるのである。生物化学という学問分野は、このような生命現象が、分子の働きによっていかに作り出されるかを解明する研究分野である。 この授業では、この分野の代表的な教科書である「細胞の分子生物学 第5版」に沿って基本的な概念の説明と、その知識を基盤とする最先端の研究の紹介を交互に行う。基礎知識がなくとも生命科学研究のテーストを味わうことができるように配慮して講義を進める。理学部生物化学科の担当教員6名により、本学科の研究と密着した、タンパクの質構造と機能、RNAによる制御、神経細胞の分化、生体リズム、味覚・嗅覚・光感覚、学習記憶などのテーマについての講義を行う予定である。 惑星地球科学I(惑星系天文学概論) 太陽系は惑星、衛星、環、小惑星、太陽系外縁天体、彗星と、質量・組成・軌道の異なる多様な天体から構成されている。これらの天体はどのような特徴をもち、どのようにして形成されたのだろうか。また、近年、観測によって銀河系には太陽系以外にも多様な惑星系が存在することが明らかになっている。これらの惑星系は太陽系とは何が違うのだろうか。授業では惑星系の構造・起源・進化について、最新の観測・理論研究の成果を交えながら概説する。 地球の気候変動 近年、人為的な二酸化炭素の放出による地球温暖化が大きな問題となりつつある。この講義では、この問題の根本にある大気の温室効果や大気海洋大循環、エルニーニョに代表される気候の振動等の基礎的な解説を行った後、IPCC報告書の内容について解説する。さらに、より長い時間スケールでの気候変動やそもそもなぜ地球では生命にとって都合の良い環境が維持されてきたのかについても解説する。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 50966 講義題目 授業の目標概要 開講 現代生命科学Ⅰ (文科生、理一生) 開講 現代生命科学Ⅱ (文科生、理一生) 開講 開講 惑星地球科学Ⅰ(理科生) 開講 惑星地球科学Ⅱ(理科生) A A A 授業科目名 授業科目名 授業科目名 分子生命科学 授業科目名 授業科目名 担当教員 石丸 喜朗 担当教員 晝間 敬 担当教員 塩見 美喜子 担当教員 小久保 英一郎 中本 泰史 担当教員 小河 正基 所属 曜限 生物 所属 曜限 生物 所属 曜限 理学部 所属 曜限 宇宙地球 木 5 所属 曜限 宇宙地球 金 2 火 2 火 2 木 5 対象 1年 文科 理一 2年 文科 理一 対象 1年 文科 理一 2年 文科 理一 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 理科 2年 理科 対象 1年 理科 2年 理科

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