2021Aシラバス
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1年 文科 理科 火 2, 2年 文科 理科 金 2 1年 文科 理科 2年 文科 理科 水 5 A 1年 文科 理科 2年 文科 理科 木 5 A 時間割コード 時間割コード 時間割コード 総合科目 D(人間・環境) 60228 A2 講義題目 授業の目標概要 51417 講義題目 授業の目標概要 51412 講義題目 授業の目標概要 開講 現代工学基礎Ⅱ 開講 現代工学基礎Ⅱ 開講 現代工学基礎Ⅱ デザイン思考によるイノベーション⼊門 イノベーションを引き起こすためには、技術的、もしくは、非技術的な新しい発想が不可欠である。ただやみくもに考えても新しい発想が出てくる訳ではなく、そこには適切な思考方法がある。本講義では、イノベーションを引き起こすことが可能な人材になるために、広い意味での工学設計の分野で注目を集めている4つの思考法(本講義では、「イノベーションのための4つの道具」と呼ぶ)を学ぶ。4つの道具とは、デザイン思考、サービス設計、体系的設計方法論、および、ロジカル思考である。この4つの道具は、2つの座標軸によって分類できる。第一の軸は、より論理性、体系性を重んじる「論理的思考」と、より思考の柔軟性、発想の豊かさを重んじる「デザイン思考」である。第二の軸は、対象を、ものを中心に考える「実物指向」と、ものだけでなくサービスを含めて考える「サービス指向」である。 本講義のメッセージは、この4つの道具を学ぶことにより、各道具を比較し、各道具の特徴と限界を知ることができ、結果としてこの4つの道具をバランス良く使い分けることで様々な新しい発想を生み出すことが可能になる、ということである。 手法は、チームによる演習を通して実践的に学習し、最終回で与えられた課題に対してイノベーティブな提案を行うプレゼンテーションを行う。 演習課題は、2015年度は「一人暮らしの大学生の健康を増進する製品/サービス」、2016年度は「自分たちの欲しい学内ファシリティ」、2017年度は「超スマート社会における精神的well-beingを実現するための製品やサービスの提案」、2018年度は「一人暮らしの大学生の時間を有効に使う製品/サービス」、2019年度は「卒業後のキャリア形成に向けたスキルアップに役立つ製品/サービス」、2020年度は「コロナ禍の中で、寂しい一人暮らしの学生が救われる方法」であった。今年は何が出てくるか? 化学情報とシミュレーション 社会問題を化学の力で解決に導くための基本的なシミュレーション技術や情報処理技術をMicrosoft Excel を利用した演習を通して学ぶ。 また、計算化学・理論化学の基礎を学び、演習を通して、課題解決に向けての具体的なアプローチの仕方について学ぶ。 物理をエンジニアリング 物理学とエンジニアリングは互いに切っても切れない関係で発展して来ました。産業革命に刺激されて発展した熱力学、電磁気学の方程式から生まれた電信技術、ドイツ鉄鋼業から生まれた量子力学、など歴史を繙くとその例には事欠きません。そして現代、その関係はどのようになっているのでしょうか? この講義では、身近だけれども不思議な現象を実際にお見せするところから始めて、その謎解きとその奥にひそむ物理を解説し、さらに現代科学技術との関係までのストーリーを下記の4つのテーマについてそれぞれ「読み切り」で示します。そして、物理がエンジニアリングに「応用される」というだけの関係ではなく、エンジニアリング自体が物理学を変革してゆく様子を皆さんにお伝えします。 1.超伝導 - 量子の世界からエネルギー革命へ 2.ナノサイエンス - オングストロームの世界を操る 3.光の物理学 - 光と原子の物理学―レーザーで原子を冷やす 4.理論物理学の挑戦 - 基礎方程式の力 授業科目名 授業科目名 授業科目名 担当教員 梅田 靖 担当教員 中山 哲 菊池 康紀 担当教員 沙川 貴大 所属 曜限 工学部 所属 曜限 工学部 所属 曜限 工学部 対象 対象 対象

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