1年 文科 理科 木 3 2年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 2 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 3 1年 文科 理科 2年 文科 理科 木 3 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 総合科目 D(人間・環境) 50819 A 講義題目 授業の目標概要 記憶、推論、問題解決などの高次認知における、内的資源(情報処理機構、経験的知識、生得的制約)と外的資源(状況、道具、他者)の利用、およびその間の相互作用について論じる。これらを通して、人間の知性を多様な資源の巧みな組合せによる創発として捉える可能性を提示する。 50075 A 講義題目 授業の目標概要 <目標> 50359 A 講義題目 授業の目標概要 脳神経系の構造及び機能 50820 A 講義題目 授業の目標概要 本講義の目標は、人間の身体や行動および心理の特性を進化の観点から理解することである。全ての生物種は進化という途方もなく長いプロセスを経て現在地球上に存在している。従って人間を一つの生物種である「ヒト」として捉えた時、我々の体や心も決して進化とは無縁でなく、そこには進化の痕跡が数多く残されていると考えられる。このような観点から人間の行動を理解する学問は人間行動進化学、心理を理解する学問は進化心理学と呼ばれ、近年目覚ましい発展を遂げている。 本講義では進化論が近現代の人間観・世界観に与えたインパクトを解説した後(第1回)、進化生物学の基本的な概念を学習する(第2〜5回)。次に霊長類の特徴や人類の進化史を学び、生物としてのヒトの理解を深める(第6回〜第7回)。これらの内容を踏まえた上で、進化が我々の身体や行動そして心理に及ぼしている影響について様々な例を挙げて解説する(第8回〜第13回)。具体的にはヒトの生活史、社会性、配偶行動を取り上げる。「人間とは何か」という大きな問題に対し、従来の人文科学や社会科学にはなかった新しい文理融合的アプローチによって迫りたい。 本授業の履修にあたって進化学の知識は前提としない。必要な概念についてはその都度解説する。 開講 授業科目名 情報認知科学 開講 授業科目名 認知脳科学 開講 授業科目名 認知脳科学 開講 授業科目名 適応行動論 知覚・認知心理学 神経・生理心理学 ・「脳神経系の構造及び機能」を説明することができる。 ・視覚の特性とその神経科学的基盤を説明することができる。 ・「記憶、感情等の生理学的反応の機序」を説明することができる。 ・「高次脳機能障害の概要」を説明することができる。 ・脳と心の関係を調べる実験的技法を研究に応用できる。 <概要> 本講義では様々な精神機能の実現に深く関与する「脳」を研究対象とする神経科学分野に関して、いくつかのトピックを選び、基礎的な知識から最新の知見まで紹介する。この分野は心理学・生物学をはじめとして医学・工学・物理学等が結集してその解明に突き進んでいる学際的なフロンティア領域であり、幅広くその応用が期待されている。そして、脳研究の知見は「我々がいかなる存在であるのか」ということを垣間見せてくれる。授業では「心の諸特性」とそれを司る「脳のメカニズム」がどのような実験手法で解明されてきたのかを、視聴覚教材を用いて体験しながら学ぶ。講義では、まず、脳が実現している私達人間の視覚・記憶・感情などの心的特性を学ぶ。また、脳神経系の構造及び機能を学んだ上で、視覚特性を説明する視覚系の概要や記憶・感情等の生理学的反応の機序を理解する。また、高次脳機能障害の概要を学び、そこから示唆されたことを証明した実験研究などを紹介する。さらに、心理・生物データの特性や標準的な科学的取り扱い、およびそれらに基づいた論理展開や解釈の仕方も勉強した上で、原著論文のデータを交えつつ、「ニューロンの活動」から「皮質レベルの活動」、そして「行動や意識」のレベルにいたるまでの「脳」と「心」の関係を包括的に理解することを目指す。 神経・生理心理学 記憶、感情等の生理学的反応の機序 高次脳機能障害の概要 人間の行動と心理の進化的理解 担当教員 鈴木 宏昭 担当教員 石金 浩史 担当教員 岡ノ谷 一夫 担当教員 大槻 久 所属 心理・教育学 所属 心理・教育学 所属 心理・教育学 所属 心理・教育学 曜限 曜限 曜限 曜限 対象 対象 対象 対象
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