2021Aシラバス
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1年 文科 理科 金 2 2年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 5 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 1年 文科 理科 2年 文科 理科 金 5 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 総合科目 B(国際・地域) 50957 A 講義題目 授業の目標概要 このシラバスを閲覧しようというほどだから、「国家神道」という言葉を、どこかで一度くらいは聞いたことがあるに違50197 A 講義題目 授業の目標概要 ここ30年近く経済成長を続けてきたインドは鉱物資源大国の側面を持つ。実際に大がかりな動力機械を取り入れた鉱山開発は、蒸気機関を用いて19世紀後半より段階的に始められた。その背景には植民地内での石炭の需要が増したことにあるが、1851年に創設されたインド地質調査局による精緻な資源調査が先鞭をつけたことも大きかった。本講義では技師や技術に焦点を当てつつ、イギリス領インドおよびマラヤ、イギリス、アメリカ、さらに日本を射程に、横断的な鉱山史だけでなく、鉱物資源開発と世界史とを連携させる試論を展開したい。 50283 A 講義題目 授業の目標概要 文化人類学(以下「人類学」と略)はもともと、世界の諸民族を研究する「民族学」を原点とする学問だった。しかし、今日の人類学はそうしたイメージからかなり遠いものになっている。「未開」や「伝統」はもはや人類学の中心的テーマではなく、今日の人類学者は、例えば先端科学のラボやインターネット上の世界などもフィールドワークの対象にするようになった。そのような現代人類学は、人類学の過去の学問的遺産とどのように連結しているのか。そして、そうした伝統の上に立つ現代人類学は、どのような独自の知見を我々にもたらしてくれるのだろうか。 過去から現在そして未来の人類学へと向かう、こうした流れの全体を見通すために、映像(写真を含む)は有益な土台となる。人類学者はフィールドワークという作業をつねに重視してきたが、そこで大事なのは、「言葉で表現されたもの」と同じかそれ以上に、「言葉で表現されていないもの」であって、映像は、うまく使うならば、この後者(およびその前者との関係)をダイレクトの感じ取らせてくれるのだ。それゆえこの授業では、映像的素材を見ながら、フィールドの現場を間近で想像しつつ、古典的および現代的な人類学の独特の思考方法を学んでいってほしいと思う。 かつて「文化」、「社会」は人類学の基本概念であった。しかし実は、人類学は「文化」、「社会」の概念なしでも十分にやっていけるし、そういう考え方のほうが人類学的思考の今日的な現場に接近しやすいとも考えられる。この授業でのキーワードは、従って、社会・文化を次第に離れ、イメージ・自然・身体といったものになっていくはずである。このあたりの事情は、授業全体を追うなかで、少しずつ確実に理解していってもらえると思う。 51085 A 講義題目 授業の目標概要 本講座では文化人類学そしてアフリカ研究に関心のある初心者の学生に向け、アフリカで考察され編み出された主要な民族誌を取り上げながら、基本的な研究理論や概念を分かりやすく講義してゆく。同一の題名を掲げた市販のテキストを教科書に指定しそれに沿って講義を進める。ただし、授業内容はテキストの範囲に留めることをせず、未だ研究が十分になされていない現代アフリカの諸問題や、文化人類学の最新の研究などもアフリカをフィールドに考察した場合の発見などについても可能な限り取り上げるようにする。第一目標は文化人類学の基本的な手法であるフィールドワークと民族誌について、古典的な取り組みから現代の最新の試みに至るまで幅広く理解することとする。第二目標は地域としてのアフリカを舞台に研究実践をすることの楽しさや意義を理解することとする。 開講 授業科目名 歴史と文化 開講 授業科目名 世界史論 開講 授業科目名 文化人類学Ⅱ 開講 授業科目名 文化人類学Ⅱ 「国家神道」から考える:近代日本における神道・宗教・天皇 いない。だが、それについて説明せよと言われると、窮してしまうのではあるまいか? この授業では、「国家神道」の説明に窮してしまう理由の検討を手始めに、「国家神道」にまつわる旅に出発してみたい。その道中では、近代日本における神道・宗教・天皇とその周辺について、適宜史料を用いながら、考えることとなるだろう。コトバへのこだわりは、いかなる歴史像を立ち上げるのか――そんな歴史学の現在を体験できる冒険になれば、この授業は成功である。 鉱山から見る世界史-19世紀から20世紀初頭のイギリス植民地インドから 人類学的思考とは何かー映像/イメージを通して学ぶー アフリカで学ぶ文化人類学 担当教員 山口 輝臣 担当教員 杉本 浄 担当教員 箭内 匡 担当教員 関谷 雄一 所属 歴史学 所属 歴史学 所属 文化人類学 所属 文化人類学 曜限 曜限 曜限 曜限 対象 対象 対象 対象

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