2021Sシラバス
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初年次ゼミナール理科 31522 金 3 授業の目標・概要 データ分析とは現時点で入手可能なデータから(個別のデータにはあまり意味を持たない場合でも)重要な情報を抽出することが目標であり、取り扱うデータの種類、性質、どのような情報を抽出したいのか、などに応じて適切な分析手法を選択する必要があります。特に将来予測、すなわち現時点までの推移データから将来起こりうる推移を「外挿」することを目的とする場合、分析結果の少しの違いが予測幅に大きな変化をもたらします。 本ゼミナールでは、(あまり深く立ち入りませんが)種々の統計的分析手法について文献調査・学習をし、その差異を理解した上で、(興味のある事象についての)データ収集、適切な分析手法の選定と適用、結果の解釈とまとめ、という一連の流れを体験してもらいます。データ分析への関心が高まることを期待しています。 グループワークへの取り組みによって評価します。 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、データ分析、数理統計 教科書は使用しない。/Will not use textbook 教科書 ガイダンス 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31523 金 3 社会調査を通して駒場生の環境意識を探る 授業の目標・概要 【オンライン授業(Zoom)】 31524 金 3 授業の目標・概要 開講場所:未定 (1)このゼミでは,東京大学教養学部1,2年生の森林,緑,環境に関わる意識を取り上げて,問題の所在の把握,解決策の提案を目指して社会調査(アンケート調査,ヒアリング調査など)を行う。言わば,駒場生を対象とする駒場生による環境意識調査である。 (2)設定する仮説や問い,調査方法は,ゼミ担当教員から適宜,提案,助言するが,基本的にはグループ内の学生同士の議論を通して設定する。 (3)調査前の段階では調査方法の妥当性や問いの適切性について議論し,調査後は得られた情報の意味について議論する。 (4)授業の目標は,価値ある結果を求めることではなく,学生が社会調査の方法を学び,体験することに置く。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価する。 タの整理,分析 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、環境学,農学,森林科学,農業経済学、社会調査、アンケート調査、研究調査の企画、デー教科書 ガイダンス オンライン講義を含む。対面授業については検討中。 (本ゼミの概要と目的) 自然界はさまざまな「分子」で溢れている。化学はそれらを研究対象にする場合もあれば、化学者が自在に設計し、果敢に合成にチャレンジする場合もある。医薬、材料、触媒、環境物質が対象になると、化学の目は分子間の「相互作用」に向けられ、ごく自然に1 + 1 > 2の超分子化学が生まれた。このような流れの中で化学者は、共有結合で構成された「分子」と、共有結合以外の比較的弱い相互作用に基づいて形成される分子やイオンの集積体である「超分子」を視野に入れて研究を進める必要がある。本ゼミでは、「分子」の基礎を概観し、さらに分子構造に基づく「超分子」の設計、合成、構造、反応、機能について学ぶことを目的とする。 (本ゼミの目標) 1.自然界の分子や化学が作り出すさまざまな分子の基礎を理解する。 2.分子間の相互作用に基づく超分子の構築原理と機能について学ぶ。 3.研究紹介のプレゼンテーションのスキルを学ぶ。 4.簡単なデモ実験を通して(ビデオを検討中)、分子や分子集合体を身近に感じてもらう。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 キーワード2 分子構造、授業のキーワード3 分子反応、授業のキーワード4 分子機能 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 授業のタイプ(「問題発見・解決型」)、学術分野(化学/分子合成化学)、授業のキーワード1 分子合成、授業の教科書 ガイダンス 科学の技法:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト 東京大学出版会 科学の技法:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト 東京大学出版会 データ分析を通じた将来予測 分子の魅力に触れる 合田 隆 山本 清龍、安藤 光義 塩谷 光彦 工学部 農学部 理学部

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