2021Sシラバス
89/367

初年次ゼミナール理科 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見解決・データ解析型、心理学/情報、ニューロフィードバック、モバイ ル脳機能計測、イノベーショ教科書 ガイダンス 31778 金 1 授業の目標・概要 脳機能や身体運動のイメージング技術の普及と、得られたデータの機械学習処理との組み合わせにより、頭で想像することにより機器を操作したり、思考をデータ化して他者に送ったりといったSFのような技術の基礎は既にできており、今後の急速な発展が見込まれている。また、知的作業の多くをAIにより代替できるようになった場合、教育の価値はどこにあるのか、膨大になる情報のヒトによる処理能力を上げるにはどうすべきかへの関心が高まっており、Brain-computer interface(BCI)やニューロフィードバックがひとつの解として提示されている。 本授業では、一人一台簡易脳波計を手にして、代表的な知覚に付随する脳波反応やBCIのデモを体験する。さらに、記憶力トレーニングやイノベーション・ワークショップグループワークでそれぞれどのような脳活動が見られるかデータ取得と分析を試みる。 得られたデータをクラウドデータベースにアップロードし、パーソナルデータとすることを体験し、学生個々人の学習効果を高めたり、新しい学術的知見を導き出したりするためにどのように利活用できるかを議論する。 主にオンライン、2回程度対面 背景知識の調査をもとに、得られたデータの解釈方法・利用方法を考察できること。 生データの取得や分析に慣れること。 ン教育、IoT 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 創造性を高めるマインドハック 坂口 菊恵 初年次教育部門

元のページ  ../index.html#89

このブックを見る