2021Sシラバス
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初年次ゼミナール理科 成績評価方法 授業のキーワード 問題解決、調査研究、発表、リスク、都市、災害対策、感染症、新型コロナウイルス 教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、教育心理学、認知科学、ICT教育、画像認識、機械学習、特徴抽出、知的財産法、蛋白質、教科書 ガイダンス 1〜2回程度、駒場キャンパスで対面講義を行う可能性があります。 ロボットは、人間・機械・情報を結ぶ知的なシステムです。ロボットは、コンピュータ単体とは違って、自ら移動したり、ものを動かしたりすることができます。生物の仕組み、特に脳神経系の働きは、知的なロボットを作るヒントになります。一方、人間以上の速度やパワー、インターネット上の知識の利用など、生物を超え得る潜在力を持っています。 この講義では、知能ロボットを構成する基本要素や知的な振る舞いの作り方を考え、学びます。ツールとしてロボットキットを用いますが、講義の主眼はマニュアル通りロボットを組み立てることではなく、知能ロボットの可能性について実践を通じて深く考えることです。最新のロボット研究の成果にも触れてもらい、知能とはなにか、現代社会で必要とされるロボット・システムとは何かを議論してもらいます。また、工学的な思考方法に親しみ、作ったものの狙いや価値をわかりやすく伝える技術を磨くことも期待しています。 授業の目標: ・ ロボットや知能といった未定義で学際的なことがらに対して、グループ討論や能動的な調査に基づいて客観的に論じることができるようになる ・ 工学の観点から問題を発見し、実際の製作を通じてそれを解決するプロセスを身につける ・ 自分の考えを整理し、適切に他人と分担して、複雑なシステムであっても、順序立てて簡潔に説明できる能力を身につける 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、工学/知能機械・ロボティクス、グループワーク、ものづくり、知的情報処理 教科書 ガイダンス 31477 火 3 授業の目標・概要 過去、日本列島改造論など様々な日本の国土の発展方策が考えられてきた。現代において、新型コロナウイルスの影響と自然災害のリスクが高まる中で、我々の価値観も変化し、情報通信技術などの飛躍的な発展も踏まえたうえで、未来の日本の姿や都市のあり方を考えることが求められる。正解のない中で、現代が抱える社会課題の解決のアイデアを探り、人々が安全で安心して暮らし続けることが出来る社会をどのように実現できるのかを考えることが必要である。 そこで本講義では、未来に向けて現代の社会課題を整理し、解決に向けたアイデアや構想を考えたいと思う。その中で、新型コロナウイルスの影響について、どのように感染症のリスクを軽減できるのか、これまでの経済・感染症対策の政策や効果は、地域によりどのように異なるのかなど、感染者数のデータ、政府の対応の時系列分析、住民アンケートなど感染症に特化した内容も考えたい。この時、SDGsや仙台フレームワークなども考慮して、政策の国際比較なども有効である。 また、都市については、戦後復興と関東大震災からの復興など、我が国に大変革を求められた歴史的な活動が現代にどのように生かされているのかも考えたい。 受講者には、東京大学の災害対策トレーニングセンター(DMTC、Disaster Management Training Center)が提供している、災害対策の基礎コースも学び、災害対策の基礎知識を習得する。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31478 火 3 授業の目標・概要 この授業では、皆さんが今いる駒場キャンパスと先端科学技術研究センター(先端研)が位置する駒場リサーチキャンパスを舞台に、世界と競い合う最高水準の先端科学技術を体験してもらいます。最先端研究が、キャンパスの殻の中に閉じこもる旧来型の研究ではなく、学術の進展や社会の変化に機動的に挑戦して人間と社会に向かっていることを、この授業で実感できるはずです。先端研の根幹の研究領域(環境・エネルギー、情報、材料、生物医科学、バリアフリー、社会科学)の中から、今年の講義では、基礎的な概論とともに3つの話題を紹介します。基礎から最新のトピックまでざっくりと体験できるはずです。 1)「概論」 石北 央教授 (x2回 4/27、5/11) :先端研の最先端研究の概略を紹介するとともに、光エネルギー、光合成、蛋白質、量子化学、理論計算の接点をテーマに先端科学技術の一端をちょっとだけ覗いてみます。 2)先端研「人間支援工学」分野(×3回 5/18、25、6/1 )高橋麻衣子講師 3)先端研「マシンインテリジェンス」分野(×3回 6/8、15、22)椋田悠介講師 4)先端研「知的財産法」分野(×3回 6/29、7/6、13)久保田隆特任助教 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 理論化学 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31479 火 3 授業の目標・概要 科学の技法:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト 東京大学出版会 都市と災害対策の未来 先端科学技術の現場を「体験」する 知能ロボット入門 沼田 宗純 石北 央 新山 龍馬 生産技術研究所 先端科学技術研究センター 工学部

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