2021Sシラバス
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初年次ゼミナール理科 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見型、薬学、有機化学、天然物、触媒、アクティブラーニング 教科書 ガイダンス わたしたちの複雑な生命活動は、多種多様なホルモンが、環境変化に応じて、適切に血液中へ分泌されることによって調節されています。この多種多様なホルモンは、ごく微量で驚くべき作用をします。例えば、「恋」や「食欲」、そして「睡眠」もこのホルモンによって調節されます。 本ゼミナールでは、ホルモンの生理作用やその生理作用を利用した先端医療への応用の可能性、そして生命倫理に関する課題について、各グループ内で討議を行い、その中で、仮説を設定し、そして結論を導き出し、その内容をゼミナール時間中にプレゼンテーションします。これらを通して、仮説から結論に至るまでの科学的な思考における基礎的な能力の習得を目指します。 (授業の目標) ・研究課題における目的や問題点を認識し、その解決のための手段を考えるという活動を行います。 ・仮説をたて、結論に至るまでに必要な科学的プロセスを考え、行動します。 ・自分の考えを、分かりやすく他人に伝え、情報を共有することで新たなアイデアや知見を得るための、コミュニケーション能力の基礎を身につけます。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 知識ゼロからの東大講義 そうだったのか!ヒトの生物学 書名 著者(訳者) 坪井貴司 出版社 丸善出版 ISBN 9784621304518 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、生物/生理学・神経科学、ホルモン、神経、内分泌、グループワーク 教科書 ガイダンス そのために, (1)生物の優れた機能を解明した研究,またはバイオミメティック・バイオインスパイアドというキーワードに基づいて行われたモノづくり研究の過去の例を学ぶ(文献検索と読解,発表を通じた情報共有)。 (2)小グループに分かれて,(1)で得られた情報などを参考に議論し,柔軟な発想で,生物の優れた仕組みに着想を得たモノづくりの企画を考える(課題解決のためのグループワーク)。 これらを通じて, ・コミュニケーション能力を伸ばす。 ・プロジェクトを推進する時に,何が分かっていて,何が分かっていないのか,何が問題で,どうやったら解決できるのか,自分の頭で考える能力を身につける。 ・試行錯誤やプロジェクト推進の難しさと,計画性の重要性などを学ぶ。 ・自分の考えを,分かりやすく他人に伝え,情報を共有することで,新たなアイディアや知見を得るためのコミュニケーション能力の基礎を身につける。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード プロジェクト提案/企画提案、バイオインスパイアド、バイオミメティック 教科書 科学の技法:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト 東京大学出版会 ガイダンス 31466 火 1 授業の目標・概要 大学での研究、世界へ向けた成果の発信の流れを学ぶとともに、天然物合成、触媒化学、生物有機化学など、薬学における有機化学の主な内容に関する講義をアクティブラーニング形式で行う。これを通じて、最先端の研究に触れるとともに、文献調査力、理解力、討論力、発信力を強化し、研究者への第一歩を踏み出すことを目標とする。 出席 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31467 木 2 授業の目標・概要 (授業の概要) 31468 木 2 授業の目標・概要 生物の優れた仕組みに着想を得たモノづくりの新奇な企画提案を行う。 バイオミメティック・エンジニアリング 薬学を支える有機化学の貢献と役割 ホルモンからヒトの行動を考える 平野 圭一 坪井 貴司 砂田 祐輔 薬学部 生物 生産技術研究所

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