2021Sシラバス
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初年次ゼミナール理科 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、機械工学、エネルギー変換/エネルギーシステム、地球温暖化、電気自動車/ハイブリッド自教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決・データ解析型、工学、エネルギー、環境、持続可能性、循環型社会 教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード システムダイナミクス、システムモデリング、一般システム理論、シミュレーション、未来予測 教科書 ガイダンス 31453 水 4 授業の目標・概要 エネルギー問題の解決には,技術的な側面だけではなく,環境への配慮,経済性,地域特性といった多方面からの検討が必要です.本ゼミナールでは,現実の社会問題にはこういった複雑な背景があることを理解しながら,エネルギー問題の解決策や未来予測を行うことを通じて,問題解決能力の向上を図ることを目的とします. まず,日本と世界のエネルギー事情を概観した後,(1)ガスタービン,エンジンなどのエネルギー変換の基盤技術,(2)カーボンニュートラルの考え方や日本のCO2排出量削減に必要な水素燃料,(3) 自動車をめぐるエネルギー技術、の3つのテーマについて学習し,関連の学内研究施設の見学を行います.これら基本的な仕組みや原理に関する学習の後,グループに別れ,研究段階の技術から実用化された技術までの調査を行い,調査結果のプレゼンテーションを行います.現状のエネルギーに関する状況を把握した上で今後の課題を抽出し,将来展望を参加者全員で議論します. 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します. 動車、カーボンニュートラル 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31454 水 4 授業の目標・概要 地球温暖化の進行を緩和しつつ、社会の発展を維持するために十分なエネルギーの供給を続ける事は、一つの領域の技術や対策だけでは成し遂げることは出来ません。新たな技術オプションを創出して行くと共に、多様な技術群を結びつけ総体として最適に機能させるシステム思考的アプローチが必要となります。本ゼミでは、エネルギーと環境に関わる現行から最先端の多様な技術の基礎学理を学習するとともに、それらの課題やその解決策に関して議論します。さらに、学習した知見と最新の技術動向を基に未来の新技術システムを自分たちでデザインし、持続可能性へ寄与する新たな方法論を提案・議論します。 具体的には、現状の地球環境の持続可能性や循環型社会に関する総論、化石エネルギー、再生可能エネルギー、CO2排出量削減技術、蓄電、バイオエネルギーなどを取り上げます。単に技術の原理を理解するだけでは無く、当該技術の現状を学んだり、課題を考察したりします。 また、エネルギー・環境に関わる最新の動向を調査・学習し、課題を正しく把握する事を通した上で、それらを解決する為の未来の技術システムをデザインします。システムとは、一つの技術をより良く機能させる方法論、または複数の技術を組み合わせたもの、あるいはある技術を中心としたビジネスモデルも含みます。このデザインを小グループで独自に考案する事で、グローバルな問題に対するシステム思考的アプローチを身につけます。 (授業の目的) ・エネルギー・環境に関わる多様な技術を深く掘り下げて研究する事により、工学的な方法論や考え方を学ぶ。 ・エネルギー・環境に関わる最新の動向、課題を正しく把握する事を通し、これからの学習・研究の基盤知識とすると共に、グローバルな問題に対するシステム思考的アプローチを身につける。 ・小グループで独自に調査、立案、検証、議論し、創造する楽しさを体験する。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31455 水 4 授業の目標・概要 システムダイナミクスは、多数の変数とその相互作用の数理的因果関係をグラフィカルな表現を用いてモデル化し、コンピュータシミュレーションによってシステムの動的挙動を解明する手法である。この手法は1970年代に人類の未来を予測したローマクラブレポート「成長の限界」で有名になり、以来、生態系や経済社会系などの複雑システムの解析手法として用いられている。本ゼミでは、主に力学系、生態系、経済社会現象などを題材に、システムダイナミクスによるシステムモデリングの基礎を修得するとともに、加えて各自が興味を持つ対象のモデリングを通じて応用力とシステム思考力を養う。 出席、発表、発表会での質疑への参加、レポートに基づいて行う プリントを配布する。/Will distribute handouts 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 未来のエネルギーを考える の工学技術を考える システムダイナミクス入門 鈴木 雄二、山崎 由大 小林 肇 古田 一雄 工学部 工学部 工学部 エネルギーと環境:人類社会の持続性のため

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