2021Sシラバス
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黛 秋津 31563 火 4 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 この授業では、皆さんがこれまでまず目にしたことがないと思われる「学術論文」について徹底的に見てゆこうと思います。学術論文とは何か、何のために書くのか、どのように書くのか、どのような形式・体裁であるべきか、良い論文と悪い論文の違いは何か、などの様々な問題を、多くの事例に触れながら皆で一緒に考えます。担当教員が歴史学を専門とする関係上、取り上げる論文は歴史学に関わるものが中心です。数多くの歴史学関連の学術論文を目にする中で、学問としての歴史学とはどういうものか、そしてどのような方法で研究すべきなのか、という点についても自ずと理解することになるでしょう。もちろん補足的に、大学で学ぶ学問としての歴史学や歴史研究を行う上で最も重要な「史料」についても解説します。 これから踏み入れることになる学問の世界に、皆さんが着実な一歩を踏み出せるようにすることがこの授業の狙いです。 【学術分野】歴史学 【授業形態】ディシプリン型 文献批評型 出席、発表および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 歴史学 学術論文 史料 教科書 ガイダンス 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 高校の国語科でも多く扱われる教材「羅生門」を書いた芥川龍之介の短篇小説を取上げ、小説テクスト分析の基本的な考え方および文学研究の基礎を実践的に学ぶ。扱う作品については、学生から希望があればそれを生かしつつ、教員からも候補を提示し、最終的には授業の中で決定する。著名作からマイナーな作品まで、様々な芥川の作品を読んで作家への理解を深めつつ、これまでの国語とは異なる、創造的な読解の面白さを体感してほしい。 【学術分野】国文・漢文学 【授業形態】文献批評型 出席、発表および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 日本近代文学、芥川龍之介、テクスト分析、文芸批評 教科書 ガイダンス 初年次ゼミナール文科 グループ4 1年 文一二(1-3,5,11,15-16,22)文三(1-3,11,15) グループ4 1年 文一二(1-3,5,11,15-16,22)文三(1-3,11,15) 時間割コード 31562 火 4 授業の目標・概要 【共通目標】 曜限 講義題目 学術論文を通して見る歴史学の世界 芥川龍之介を読む 担当教員 出口 智之 所属 歴史学 国文・漢文学

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