2021Sシラバス
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初年次ゼミナール文科 31554 火 1 授業の目標・概要ほか UTAS参照 31583 木 2 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 現代史とはどのような学問だろうか?それは古代史や近世史とはどこが違うのだろうか?また、それはいつから始まるのだろうか?こうした問いを糸口に、具体的にはアメリカ合衆国史を題材として、現在の私たちと過去の人々の営みをつなぐ現代史の研究手法を学ぶ。まず、今日のアメリカを考える際に特に重要な問題は何かを討論し、そこで浮かび上がった諸問題を過去に遡って調べていく。その際、先人たちはその問題をどう考えてきたか(先行研究)を整理し、また主要な史料(第一次文献)を実際に読んでみる。そうすることで、独自の主張を説得的に作り上げていくのが目標である。 【学術分野】 歴史学 【授業形態】ディシプリン型 文献批評型 出席、発表および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 成績評価方法 授業のキーワード 現代史、アメリカ史、戦争、ジェンダー 教科書は使用しない。/Will not use textbook 教科書 ガイダンス 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 UTAS参照 UTAS参照 現代史をどう書くか 中野 耕太郎 教養教育高度化機構 歴史学

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