2021Sシラバス
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初年次ゼミナール文科 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 基本的な知識のない者がやみくもに問題を立てて解こうとするのは無謀であり、一定の成果を得ても単なる自己満足に終わることが多い。問う前に学ぶことを目指したい。学ぶための材料としては、難物とされる書籍がよく、この初年次ゼミナールで取り上げる書籍はまさにそう呼ばれるにふさわしい特徴を備えている。多くの先達がこの書籍の解釈に挑戦しているが、誤読されている場合が多い。まずは先入観を捨ててこの書籍に向かうことが大切であるが、同時に、執筆中の著者の北がそうしたように、多くの学問的蓄積に依拠して、文章の意味を解き明かそうと努めることが必要である。 【学術分野】法・政治 社会・社会思想史 歴史学 哲学・科学史 【授業形態】ディシプリン型 文献批評型 出席、発表および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 授業中に指示をする。/Will specify at class time 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 天皇 、大日本帝国憲法、民主主義、社会主義、進化論、恋愛 教科書 ガイダンス 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 この授業では,日本語の音象徴という現象の統計分析を通して,小論文執筆に取り組む。具体的には,先行研究のレビュー,データ入手・整理(最も時間と手間がかかる部分),統計分析を実践する。 最初の数回の授業では,日本語音声学と統計分析手法(Excelを使用)の基礎を理解する。次に,音象徴を扱った先行研究のレビューを通して,論文構成の型を体得する。その後,各自が分析対象を設定し,データ入手・整理,統計分析を行い,途中経過を授業内で発表しクラス全体で議論する。そして,学期末に,調査成果を小論文にまとめる。 【学術分野】言語学・統計 【授業形態】ディシプリン型 出席、発表および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 川原繁人 出版社 ISBN 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 言語学、音象徴、相関係数、回帰分析、統計分析 教科書 ガイダンス 31580 水 4 31581 水 4 授業の目標・概要 【共通目標】 「あ」は「い」より大きい!? 音象徴で学ぶ音声学入門 ひつじ書房 978-4-89476-886-4 ことを目指す~ 実践計量言語学 岡本 拓司 川崎 義史 哲学・科学史 スペイン語 北輝次郎『国体論及び純正社会主義』(1906年)を読み、考え、発表し、レポートを書く

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