2021Sシラバス
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全学体験ゼミナール 40277 S2 1 時間割コード 開講 「それ何マグロ?」身近な生命科学実習-マグロ属魚類の魚種講義題目 類判別- 担当教員 鹿島 勲 教養教育高度化機構 集中 所属 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 【注意】この授業は、開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開される見込みが高いので留意してください。 *対面授業に参加可能な学生のみに履修を制限 *実験(生命科学 分子生物学) *少人数制 ================================================================================= マグロの切り身の味や形状からその種別を判別・評価することは、魚の専門家でない限り極めて難しい。では、どうすれば誰でも正確に再現的にマグロの種別を判別できるであろうか? 本実習では、分子生物学的手法を用いたマグロ属に属する魚の種別判別実験の体験を通じて、1. 基礎的な実験スキル・考察方法習得、2. ニュースなどでもよく出てくるDNA、PCRといった生命科学用語・技術の理解を学習することを目的とする。 【授業の開講形式】 実験パート:対面のみ 発表パート:ハイブリッド(対面+オンライン) 【実習の内容】 1 本実習内容の説明 2 マグロからDNA抽出 3 遺伝子増幅法(PCR法)によるDNAの増幅 4 DNA配列特異的切断酵素による切断 5 DNA断片を電気泳動により分離して検出 6 得られたDNAのパターンからマグロの種別判別 7 結果に関する発表および、ディスカッション 上記に加え、参加している学生各自の学習到達度・実験の進行度合いに個別に対応し、初心者でも理解可能なシンプルな課題を個人/グループに随時与える。Web 検索や過去のプリント集を閲覧しても、答えは簡単には見つからない。各自/グループは、実験を自らデザインして各種の検討を行う必要もある。規定の実習の作業内容に追加するこの“考えるトレーニング”、答えが確定していない課題に挑戦する体験、楽しみながら実習に取り組んで欲しい。 【ガイダンス】 日時:2021年 4月 9日(金)お昼休み Zoom URL:********************(UTASを参照) *希望があればガイダンスは、随時開催する 【実習実施日】 集中講義として、下記の日時に行う。 *実験の進行状況により下記の時刻に終了できない場合がある。 *補講日、予備日はガイダンス時に連絡する。 2021年 8月 4日(水)13:00~18:00 2021年 8月 5日(木)13:00~17:00 2021年 8月 6日(金)13:00~17:00 2021年 8月 11日(水)13:00~17:00 2021年 8月 12日(木)13:00~17:00 2021年 8月 13日(金)13:00~18:00 【実習を実施する教室】 KOMCEE EAST 3階 教育開発用実験室 【問い合わせ先】 e-mail:practical2021bio[at]adves.c.u-tokyo.ac.jp

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