2021Sシラバス
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初年次ゼミナール文科 31548 月 4 授業の目標・概要 【共通目標】 31549 月 4 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2週の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 『万葉集』収録歌の成立年代は百三十年ほどにわたり、時代によって作風が大きく異なるため、これを四期に区分して把握するのが通例となっている。第一期は壬申の乱以前であり、この期間の歌を特に「初期万葉」と称する。歌はまだ文字に書きとめる習慣がなく、口頭で歌われたり唱えられたりするのが一般的だった。そのことが歌の性質にも反映しているため、後の、書かれた歌に対するのとは違う付き合い方が要求される。さまざまな解釈の可能性を見渡しつつ、よりよい解釈にたどり着くよう各自努力し、初期万葉の世界を満喫する機会として欲しい。 【学術分野】 国文・漢文学 出席、発表および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 萬葉集本文編 著者(訳者) 佐竹昭広他2名 出版社 塙書房 ISBN 4-8273-0081-X 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 万葉集、7世紀後半、宮廷、口誦、舒明天皇 教科書 ガイダンス 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 東京の産業地区の中から、調査対象地区(4班で4地区を想定)を選定する。調査方法や既存研究についての講義、地図の分析、統計分析、フィールドワークについての各班の報告・討論、それらをふまえた追加調査、小論文の作成を行う。 【学術分野】人文地理学 【授業形態】フィールド型 出席、発表および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 人文地理学、産業集積、地域調査、地図 教科書 ガイダンス 初期万葉を読む (未定) 品田 悦一 鎌倉 夏来 国文・漢文 人文地理学

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