2021Sシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 私達の文明の発展は,様々な鉱物資源によって支えられています.また,ある種の鉱物は宝石と呼ばれ,その美しさで私達の心を満たしてくれます.このような「鉱物資源」は,どこで,そしてどのようにして出来るのでしょうか?東京周辺でも,1970年代までは様々な鉱山が稼行し,鉱物資源が採掘されていました.また実は,美しい鉱物が採れる場所というのも,東京近郊に多数存在しています.そこでこの授業では,東京周辺で日帰りの野外巡検を行い,こうした鉱物資源を実際に採取・観察してもらいます.そして,それを通じて鉱物の魅力に触れてもらうとともに,私達の生活を支える鉱物資源への理解を深めてもらうことを目標とします. S 1年 文科 理科 2年 文科 理科 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 森林は多様な生物の生息場所であるとともに、人にとっても水や食物などさまざまな恩恵をもたらす存在です。日本の国土の約7割は森林に覆われていますので、森林を知ることは、自然の成り立ちや、人と自然のかかわりを知ることそのものであるといえます。しかし、現代の日常生活では、森林の生命の営みや森林の恵みを経験的に知る機会は決して多くありません。秩父演習林の位置する奥秩父山系は関東甲信越地方の水源地であり、深い森林と切り立った渓谷が原生的な自然を形作っています。気軽に行ける場所ではありませんが、関東地方で人間の影響の少ない自然に触れることができる数少ない地域です。 本ゼミでは、秩父地方の自然史や生業に関する事前講義を踏まえ、奥秩父山系の森林生態系の見学を行います。具体的には、標高に伴う森林の推移、森林に対する自然撹乱、樹木の更新、動植物の分布、シカによる植生衰退、山地森林のもつ水源涵養機能など、森林生態系の動きについて経験を通じて学びます。また、かつて薪炭林だった二次林や生産林としての人工林など、過去から現在までの森林利用を学ぶとともに、山村での郷土食作りを体験します。最終的には、手つかずの老齢林と、資源利用されてきた二次林・人工林を比較し、森林の成り立ち・人と森林のかかわりについて、自らの体験をもとに考えていただくことを目標とします。本ゼミを通じて、奥秩父地域の自然を体験し、経験的に自然を知るという科学の基本的なアプローチを学ぶことを期待しています。 ※対面での現地講義に参加可能な学生のみに履修を制限します。 ※受講人数を7名以下に制限します。 ※受講希望者は4月8日(木)のガイダンスに参加して下さい。 ※担当教員:山田利博・平尾聡秀・浅野友子・坂上大翼 ※このゼミは〇月〇日(〇)18時40分~19時45分に〇〇にて行われる農学部合同説明会への参加を予定しています。 S 授業の目標概要 全学体験ゼミナール 31699 31634 31672 授業の目標概要 2 1 2 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 工学体験ゼミ‐科学技術を伝え開講 鉱物資源はどこでできるのか? -フィールド調査と鉱物採集の開講 春の奥秩父を巡る S 授業の目標概要 講義題目 るツール制作 講義題目 旅- 講義題目 担当教員 川越 至桜 担当教員 加藤 泰浩 担当教員 山田 利博、坂上 大翼、平尾 聡秀、浅野 友子 所属 曜限 単位 生産技術研究所 集中 所属 曜限 単位 集中 工学部 所属 曜限 単位 農学部 集中 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 工学や科学技術は、私たちのくらしに深く関わる分野であり、実社会と密接に結びついている。一方で、これまでに学習してきた基礎的内容や、基礎がベースとなっている研究が、その後どのように社会に実装されているのかといった、科学技術と社会とのつながりを実感する機会は少ない。 本授業では、工学や科学技術を通して、基礎学習が研究や社会にどのようにつながっているのかを実感することを目的とする。自ら手を動かして簡単な実験等を体験し、ディスカッションを通して、工学や科学技術の社会的意義や役割を理解していく。また、科学技術を一般社会に伝えるツールをデザインしていく。 ※履修人数を15名に制限する ※開講方法:Zoom(オンライン)+対面 対象 対象

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