2021Sシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 本ゼミナールでは、日本の誇る科学技術を世界に発信するために戦ってきた先駆者や、国外の機関で留学・研究・技術開発の経験を積んだ講演者の方々をお招きし、彼らの成功秘話や失敗談について語る。また、国際交渉の仕方、第二言語習得論、言語学習のストラテジー、英語の履歴書やEメールの書き方、グループプレゼンテーションの仕方なども授業で扱う予定である。このような活動を通して、世界への扉を拓くのに不可欠な英語力、異文化間能力(intercultural competence)を習得し、工学の分野での世界展開に興味を持ってもらうことを目的としている。授業の使用言語は英語であり、教員との連絡もすべて英語で行う。 ※1. このゼミは4月6日(火)6限にZoomで行われる工学部合同ガイダンスへの参加を予定しています。 ※2. ハイブリッド式の授業形態を予定していますが、コロナの状況や講演者の方々の希望などにより、完全にオンラインで授業をする可能性もあります。 ※3. 履修者の上限は25人です。感染対策のため、対面授業の履修者の上限は18人とします。残りの7人には同時中継で参加してもらいます。 ※4. 履修希望者が25人の上限を超えた場合、授業初日に行うアンケートの内容を考慮し、2週目の授業までに教員が選抜し、その結果をメールします。 ※5. 第1週はオンラインで行います。興味のある学生は必ず参加してください。 In this seminar, we will hear lectures by world-famous engineers who have striven to disseminate their knowledge to the world and those who have engaged in study, research, and technical development outside of Japan. We will discuss their success stories as well as challenges in working with engineers from other parts of the world. The class will also cover various topics including how to manage international negotiations, how to learn a second language and how to do so strategically, and how to write a resume/CV, email, and give a presentation in English. Through these activities, students are expected to acquire the English skills that are essential for "opening the gateway to the world of engineering" and develop a deeper understanding of engineering and its development overseas. English is the common language used in this class, and students are expected to communicate with the instructor and invited lecturers in English. *If you are interested in taking this class, please attend the guidance via Zoom on April 6th (Tue) in the 6th period. 金 2 全学体験ゼミナール 31671 S1 授業の目標概要 40278 S2 授業の目標概要 Gateway to the World of Engineering 2 1 時間割コード 時間割コード 開講 体験して考える森林ガイドボランティアの現在と未来 開講 英語で拓く工学世界への扉 / 講義題目 講義題目 担当教員 石橋 整司、竹担当教員 秋山 友香 本 周平 所属 曜限 単位 農学部 所属 曜限 単位 工学部 金 2 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 ●授業の目標 東京大学大学院農学生命科学研究科の附属施設である田無演習林においては、地域貢献の一環として、身近な樹木に親しみその特徴を知る「子供樹木博士養成講座」(以下、「樹木博士」と略す)を春と秋の年2回実施しています。このような森林ガイドイベントはあちこちで催されており、その実施には多くの場合ボランティアが重要な役割を果たしています。しかし、現状としてイベント主催者側とボランティア側の希望がマッチングされる機会は十分でなく、前者には人手不足、後者には出番の不足の問題があるように見受けられます。本講義では、「樹木博士」に参加し実際に森林ガイドを担当することをつうじて、森林ガイドイベントの運営側やボランティア側の立場について考えを深め、最終的にはボランティアがいっそう活躍する未来についての具体的な議論につなげます。本講義で得られる体験や視座は、みなさんの今後のボランティア体験をより深いものにするだけでなく、将来みなさんがボランティア組織の運営側に立った際にも大いに活きてくるでしょう。 ●授業の概要 講義は駒場キャンパスでの座学と西東京市の田無演習林(一部は駒場)での実地実習で構成されています。座学では、総論として森林ガイドボランティアの現状、具体論として「樹木博士」などイベント等の運営事例について、とくにボランティアの関わり方に重点をおいて学びます。実地実習では、「樹木博士」での森林ガイドボランティアの実践に備えるため、教員が実際のイベントを模してみなさんを指導します。基本的な樹木識別法だけでなく、樹木の特徴をわかりやすく伝えるためのポイントや、イベント参加者の自然体験をより深めることに役立つ「気づき」の「わかちあい」を促す方法、またイベント実施時の安全衛生リスク管理などを身につけて頂きます。また、上記のボランティア体験と学びを相対化することを目的として、森林あるいは科学館でガイド等のボランティア活動をしている一般市民、あるいはそうしたボランティア組織の管理者を対象に聞き取り調査をおこなう予定です。「樹木博士」の終了後、田無演習林を具体例として、ボランティアがよりいっそう活躍できるための課題とその解決策について議論します。 ●「樹木博士」の概要とボランティアに求める役割 田無演習林での「樹木博士」は、子供を対象とした10~30種類の樹木についての体験学習イベントです。ここ最近は、地域の小学生を中心に例年30人前後の参加があります。難易度別にいくつかのグループに分かれた参加者は、午前中にガイドの解説を聴きながら見学路を一周りして樹木の特徴と名前を学習し、午後には学習した樹木の枝を見て名前を当てるテストに取り組みます。テストの後、自然に親しむネイチャーゲームなどのアクティビティを楽しみます。学生のみなさんには、ボランティアとして森林ガイド(樹木解説の講師役)および、アクティビティ実施の補助を務めていただきます。テストの正答率にこだわる必要はありませんが、参加者が森林や樹木に興味をもち、それを持続させられるような働きかけをしてください。また、参加者が楽しく安全に過ごせるよう努めることも大切な役割のひとつです。 対象

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