2021Sシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 木 5 全学体験ゼミナール 31622 40272 S2 授業の目標概要 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 日本には「森林の文化」、「木の文化」があるといわれる。たしかに日本の国土は森林が成長するのに適した温暖多雨な気候であるため、高山などの一部の地域を除いて森林に覆われており、自然が少なくなったといわれている現在でも国土の約7割を森林が占めている。古来日本人はその生活の中で森林と密接な結びつきをもち、衣食住に関わるさまざまな資源を得る場として、また生活空間の一部として利用してきた。 こうした日本の「森林の文化」、「木の文化」を支えてきた代表的な樹種である「スギ」や「ヒノキ」は今でも国土の森林の多くの面積を占めており、日常的に森林や木材に関わることの少ない人々の間でもよく知られた樹種である。しかし、「スギ」や「ヒノキ」が日本で育くまれてきた「木の文化」にどのように貢献してきたのか、日本人は「スギ」や「ヒノキ」の何に価値を見出して利用してきたのか、そもそも「スギ」や「ヒノキ」とはどのような特性を持つ樹なのか、という一歩踏み込んだ知識を持っている人は意外に少ない。 全学体験ゼミナール「徹底検証・スギ&ヒノキ~もっと知ろう木材のこと~」では、「スギ」や「ヒノキ」という樹種の特性や日本人との関わりの歴史、実態について広く学ぶことを通して、日本の「森林の文化」、「木の文化」そして日本人と森林との関係を学ぶものである。 本ゼミナールはガイダンスを含む駒場での5回の講義(木曜日5限)と千葉演習林と都内における2回の日帰り現地講義で構成されている。講義の日程(予定)は以下の通りであるが、各回の講義内容や講義の順番は変更となる可能性があるのでガイダンスで確認してほしい。 6月10日(木) ガイダンス 6月17日(木) 第1回講義「日本人とスギ&ヒノキ」 6月24日(木) 第2回講義「スギとヒノキの林業経営」 6月26日(土) 千葉演習林での現地講義「スギとヒノキを育てる現場」 7月1日(木) 第3回講義「木工素材としてのスギとヒノキ」 7月3日(土) 都内での現地講義「林業、スギとヒノキの使い方」 7月8日(木) 第4回講義「スギ花粉症と外部費用」 7月15日(木) 第5回講義「スギとヒノキを活かす」 現地講義の際の交通費や施設見学料は自己負担となる。詳細な講義日程等についてはガイダンスの際に説明する。 履修者数はCOVID-19対策などの関係から最大9名とする。希望者多数の場合は選抜を行う。 ※このゼミは4月 日( )6限(18:45~)に駒場キャンパス 教室にて行われる農学部全学体験ゼミナール合同説明会への参加を予定しています。 2 2 時間割コード 時間割コード 開講 ゲームデザイン論 ~先端技術が生み出す新しいあそび~ 開講 徹底検証・スギ&ヒノキ~もっと知ろう木材のこと~ S 授業の目標概要 講義題目 講義題目 担当教員 苗村 健 担当教員 石橋 整司、齋藤 暖生、當山 啓介、安村 直樹、藤原 章雄 所属 曜限 単位 工学部 所属 曜限 単位 農学部 木 5 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 先端技術を駆使した新しい「あそび」として,さまざまな「ゲーム」が,産業的にも文化的にも大きな功績を残してきました。この全学体験ゼミナールでは,人類にとっての「あそび」とは何なのかを考え,その中で未来の「ゲーム」はどうあるべきかを発想するための基礎を体験的に学びます。 ゲーム制作においては,あそびとしてルールを作る・相互の関係性を結ぶ・ストーリーを空想する・身体を使うなどの要素を考慮するだけでなく,エンジニアリングやマーケティングの側面も重要になります。これらを総じて「ゲームデザイン論」と称し,総合的な学びの機会とします。 対象

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