2021Sシラバス
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全学自由研究ゼミナール 31645 31693 授業の目標概要 【注意】この授業は、開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開されることがあるので留意してください。 手術ロボットによって,(1)臓器や骨格の裏側や内部などの医師が通常では見ることができない部位を見ることができるようになる.また,(2)医師が通常手では困難な狭い領域や臓器の裏側の手術,微細な手術,高精度な手術が可能となる.さらに,(3)遠隔地での診断や手術も可能となる. 本ゼミナールでは,当該研究室で開発されている世界最先端の深部脳神経外科超微細手術支援システム,眼科手術支援システム,最小侵襲人工膝関節置換術支援システム,遠隔低侵襲手術支援システム,集束超音波を用いた非侵襲結石破壊システムなどを実際に操作する.次に,ものづくり技術・知識,コンピュータ・ネットワークなどの情報学の知識,医学的知識を駆使して実現する手術ロボットはどのようにして構築されるのか,その入門を学ぶ. 第1回(Zoomにて):ガイダンスと概略説明 第2回(本郷:土曜,あるいは,日曜):手術ロボットの実体験(その1) 第3回(本郷:土曜,あるいは,日曜):手術ロボットの実体験(その2),手術ロボットをどのようにして構築するかの基礎の解説 ※対面授業に参加可能な学生のみに履修を制限する ※受講人数:20名に制限する 2021年4月7日6限に予定してる工学部ガイダンスに参加予定. 1 2 時間割コード 時間割コード 開講 ロボティック医療システム 開講 駒場すずかんゼミナール『学S S 講義題目 講義題目 藝饗宴』 担当教員 光石 衛 担当教員 鈴木 寛 所属 工学部 所属 公共政策大学院 曜限 単位 対象 1年 理科 2年 理科 集中 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 爛熟期を迎えた19世紀末フランスのサロン、とりわけ詩人マラルメの「火曜会」を範とする本ゼミは、文部科学副大臣も務めた東京大学公共政策大学院教授の鈴木寛(すずかん)主催のもと、『学藝饗宴』と題して学術と藝術を綜合する教養教育を目指すものである。 「すずかんゼミ」として四半世紀に亘り開講されてきた歴史を持ち、2017年度より新たに本題にて開講されている本ゼミの主な授業内容は、ゼミ生同士の対話および各界の第一線で活躍するゲストを講師に招き行うセッションである。過去にお招きした講師の方々については、是非下記のFacebookページにて確認してほしい。2020年度Aセメスターでは《ドラマトゥルギー》と《残響》というテーマを始点として、ありとあらゆる空間に見出される舞台の上で取り結ばれる関係性とそこにおいて零れ落ちてしまうものに向き合うことから、個々のゼミ生がより遠く、新たな境地まで跳躍することを試みた。 今年度Sセメスターのテーマは《オクシモロン》と《雫》である。「触れられない他者との距離になお手を伸ばす、祈りという定型の技法。その撞着の最中で、必然性が現出する一点を探ること」と「いのちの境界がその張りつめた極限において凝集し、もはやわたしでもあなたでもないそのものとしての境界を自律的に更新しながら落してゆくこと」という、生命を脅かす脅威に身を曝しながら様々な場面で二律背反の板挟みが生じている現在の世界に格好の両概念の吟味を端緒に、自然科学、人文科学、社会科学といったあらゆる知の横断を試みながら、間断なく訪れる新たなる地平との邂逅を言祝ぎたい。 本ゼミは、特定の問題についての答えを与えるものではない。むしろ、関心のある領域をそれぞれが見出し、頭から離れなくなるような問いを得ることを目的とする。問いに際して、論理や経験から答えを導こうとするだけではなく、個々人が自らの真善美を追求し、感性を磨きあげることに重きをおく。分からないものの分からなさに好奇心を抱き、それを自らの血肉としてゆっくりと結実させようと試みるような学生を歓迎する。 ※本講義は集中講義形式の授業であるが、履修者・OB/OG・オムニバス講師等が主体的に開催する毎週のサブゼミが火曜日19~21時に行われる。集中講義も基本的に同時間帯である。 ※選考をガイダンス時に行い、受講者を若干名に限定する。 ※過去の選考課題、その他の詳細はFacebookページ(https://www.facebook.com/MinervaKomaba/)を参照すること。 集中

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