2021Sシラバス
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全学自由研究ゼミナール 31619 S1 31719 授業の目標概要 1.バイオミメティクスおよびナノマイクロ3D構造創製法の基礎を学ぶ 授業の目標概要 2.自然界のマイクロ3D構造を、先端顕微観察機器で、高分解能観察し、その芸術性を堪能するとともに、物理的機能を考察する。 ※このゼミは4月6・7日6限にオンラインにて行われる工学部合同説明会への参加を予定しています。 1 2 時間割コード 時間割コード 開講 ナノマイクロ3Dアートを探開講 ブランドデザインスタジオ23 「新しい『ご近所』のブランS 講義題目 求しよう 講義題目 ドを創る」 ●プログラムについて 『正解のない問いに、共に挑む』特別教育プログラムです。参加者の皆さんが今後、広く社会一般で活用し得る「共創」の手法を「21 KOMCEE (理想の教育棟)」を舞台に、東京大学×博報堂ブランド・イノベーションデザインのコラボレーションにより学んでいただきます。全回、ワークショップ形式で行われ、現役の広告会社社員、ブランド・コンサルタントがプログラム・デザインおよびファシリテーションを担当します。参加者でプロジェクトチームを結成し、チームでのアイデア創出を行ってもらうことを予定しています。【URL】http://www.bdstudio.komex.c.u-tokyo.ac.jp/ ●今期のテーマについて 新型コロナウイルス感染症の流行で通学や通勤が制限され、オンライン授業やリモートワークが浸透することによって、私たちの「移動」や「一日を過ごす場所」は大きく変わりました。通学先・通勤先の街や都心の繁華街ではなく、自分が住む街、自分の「ご近所」で過ごす時間が増えたという人も多いのではないでしょうか。 世界でも、ニューノーマルの時代に街のあり方、人々の生活空間のあり方がどう変わっていくのか、盛んに議論されています。たとえば、オーストラリア・メルボルン市の「20分生活圏:20-minutes neighbourhoods」構想やフランス・パリ市の「15分の街:ville du 1/4d’heure」構想。「自宅から徒歩や自転車で15分から20分の範囲で、働く場所、学校、買い物、公園、病院など、ひととおりの都市機能にアクセスできるようなまちづくり」というコンセプトが注目を集めています。また、ジャーナリストの吹田良平氏は、「都市のサイズでは知の連携進化を果たす街の実現は難しく、都市よりも二回り程小さいネイバーフッドレベルで捉えるのが適当なのではないか」として「クリエイティブ・ネイバーフッド」という考え方を提唱し、そこで街の触媒機能を加速させるテック・サービスを「NaaS(Neighborhood as a Service)」と名付けて、その可能性を探っています。 今回のブランドデザインスタジオは、さまざまな捉えなおしが進む、「ご近所」をテーマとして取り上げ、「ご近所」に関する新しいブランドを創り出すことをゴールに置きます。 参加いただく皆さんには、テクノロジーの進化や社会の変化などの未来を見据え、多様なリサーチや議論を通じて、「ご近所」を多面的に捉え直してもらいます。その後、集めた情報を分析・統合し、未来に向けて生活者が抱える課題や期待する価値を深掘りし、そこに立脚して新しいアイデアを創出していただきます。「ご近所」に関する新たな商品やサービス、空間やイベントなど、アイデアは自由に発想してください。チームで協力し、私たちはこれから「ご近所」でどう生活するのか、何が課題であり、どんな可能性があるのかを探求してください。そして、それを起点にしてどのような新しいブランドが創りうるのかを世に問うていただきたいと思います。 本授業における最終成果物として、授業終了後に一般公開する形でプレゼンテーションをしていただく予定です。 担当教員 中川 桂一 担当教員 真船 文隆、宮澤 正憲、山上 揚平 教養教育高度化機構 集中 所属 工学部 所属 曜限 単位 対象 1年 理科 2年 理科 集中 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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