2021Sシラバス
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全学自由研究ゼミナール 31717 31685 31681 31684 S たは2名による解説)読む。 また、この本を通じて、1年次に学ぶ微分積分とその拡張が実際の幾何学に以下に有機的に使われるかを 本書を読むことで学ぶ。 2 金 1 2 金 2 2 2 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 模擬国連で学ぶ国際関係と合開講 証明と計算機 開講 「小林昭七 曲線と曲面の微分幾何」を読む 開講 講義題目 カオス力学系入門 S S S 講義題目 意形成Ⅰ 講義題目 講義題目 林 修平 担当教員 星埜 守之、 中村 長史 教養教育高度化機構 木 5 担当教員 植田 一石 担当教員 小木曽 啓示 担当教員 所属 所属 数理科学研究科 所属 数理科学研究科 所属 曜限 単位 数理科学研究科 金 2 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 国際社会で生じる問題は、自然現象ではなく社会現象である以上、一人一人の力によっ てわずかながらでも良くすることもできるし、さらに悪くしてしまうこともあります。履修者の皆さんには、この点を意識し、自分の頭で国際問題の解決策を考えられるようになってほしいと考えています。 この授業では、「模擬国連会議(Model United Nations)」というアクティブラーニングの手法を用いて、国際問題の解決法を考えます。多様な利害・価値観に配慮することの重要性を理解するには体感してみることが早道ですが、模擬国連会議では、一人一人が米国政府代表や中国政府代表などの担当国になりきって国際問題について話し合います。立場を固定されている点ではディベートと同様です。しかし、 相手を論破することで勝利を目指すディベートと異なり、模擬国連会議では合意形成が目的であるため相手の利害・価値観を尊重したうえでの妥協が重要になります。この点を重視し、授業内では対立の激しい議題・担当国を設定して、 ロールプレイとシミュレーションに取り組みます。 2019年度Aセメスターから開講してきましたが、4度目の開講となります。 具体的な到達目標は、以下の通りです。 ①国際問題の構造や原因を説明できる【レポート1, 2で評価】 ②国際問題をめぐる多様な立場(利害・価値観)を説明できる【レポート1, 2で評価】 ③国際問題の解決・管理における妥協の重要性を説明できる【レポート1, 2で評価】 ④国連の資料を自ら調べて国際問題の分析に用いることができる【レポート1, 2で評価】 ⑤国際問題の解決策・管理策について、選択肢を複数挙げて⽐較衡量したうえで、妥当と考えられるものを説得的に示すことができる【レポート1, 2で評価】 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 アリストテレスは「ニコマコス倫理学」で、「主題に応じて厳密さの程度を使い分けることは、教養ある人間の証であり、数学でいい加減な証明を認めるのは、修辞学に厳密性を求めるのと同じくらい愚かなことである」と言った。 しかし、数学における「厳密な証明」の概念は時代とともに変化している。現時点で最も厳密だと考えられている概念として形式的証明(formal proof)があるが、高度な厳密性の代償として、自明に思われる主張の証明も長大なものになる。従って、数学をこのレベルで厳密に記述するには、計算機の使用がほぼ不可欠になる。 このゼミナールでは、計算機を用いた形式的証明について学ぶ。 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 小林昭七先生の名著「小林昭七 曲線と曲面の微分幾何」を参加者による輪読形式(人数により一講義時間当たり1名ま対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 決定性の中に潜む予測不可能性や不確定性を扱うカオス理論は自然科学のみならず広範な分野に登場します。この講義では、教養1年生程度の予備知識を前提として、数学としてのカオス力学系理論の重要なアイデアや手法を、下記の教科書前半の輪講を通して学びます。初等的な1変数関数を繰り返して適用するだけで豊かなカオスの数学理論が展開されることを示したこの本は、カオス力学系を数学的に扱った最初の入門書として世界的に好評を博してきました。例えば、 f(x)=ax(1-x) のような簡単な2次関数を通して、 一般の非線形力学系においても重要な概念が提供されるので、必ずしも数学科志望でない学生にとっても近づきやすい内容になっています。 ※ 履修人数を20名程度に制限する。

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