2021Sシラバス
317/367

全学自由研究ゼミナール 31722 授業の目標概要 ================================================================================= 何の変哲もない身近にあること・現象への気づき、さまざまな学問領域への自由な横断 ================================================================================= *体験・実験あり(生命科学 分子生物学) *少人数制 *本授業は、オンラインのみの履修が可能 本ゼミは、㋑普段とくに気に留めることもないような身の回りあることへ着目、気付きから知的興奮へ、㋺ニュースなどでもよく出てくるDNA、PCRといった生命科学用語・技術の理解、㋩それらを科学的に思考し批判することを主たる目的とした講義シリーズ、垂直/水平展開しながら進んでいく。 本授業の開講初年となる2021Sは、身近な生命科学に関する事柄・現象・時事ニュースを題材/起点とし、㋩実体験・実験、㊁学際的アプローチ、を積極的に導入することを特色とした試験的・実験的授業、そのため少人数制で実施する。 加えて、自然科学という分類が与えられた学問領域での普遍性・独創性への探求、その醍醐味の紹介を第一の目的とするが、同時に、工学、人文科学、芸術、音楽、歴史、文化、数理科学、時事ニュースなど、異なる領域をも恐れずに自由に飛び回る、そういった気風、“駒場らしい”教養教育の追求、環境/授業/教材開発を目指す。 これらの試み、特別な体験を通じた“考えるトレーニング”の機会を提供すること、ピュアな自然科学の楽しみ、加えて、履修者のみなさんが世界が多様であることを受容し、様々な視点・観点でアイデンティティーを確認・確立する良いキッカケにもなることを期待している。 【授業の開講形式】 ㋑座学パート ㋺体験・実験パート ㋩発表パート *本授業は、主に三つの形態で構成される。 *すべて、ハイブリッド形式(対面+オンライン)で行うが、本授業をよりよく楽しむためには、体験・実験パートは対面形式による参加が好ましい。 *座学パート、この授業はサロンです。気負いせずに楽しみましょう。 【導入/題材/起点】 シーズン1は、(和)食からスタートする。特に、お寿司。 ──────────────────────────── ココに1セットのランチ寿司があります。中には、マグロの握りが多めに入っております。ただそれだけでは美味しいだけですが、ジーっとみてると、だんだん様々なことに気づき、不思議に思うことがあるはずです。ただ1セットのランチ寿司でも、自然の現象を観察し研究することの好きな人には、なかなかおもしろい食べものです。(「茶わんの湯」、寺田寅彦著、青空文庫 一部改変) ──────────────────────────── その後の展開は、授業中に説明する。 【本授業をよりよく履修するための関連授業】 下記二つのゼミを履修することで、本授業はよりよい体験となり、より楽しむことができる。履修を勧める。 全学自由研究ゼミナール Aセメ木4 「茶わんの湯」から最新の科学を考える http://www.adves.c.u-tokyo.ac.jp/chawan/ 全学自由体験ゼミナール S2/A2集中 「それ何マグロ?」 身近な生命科学実習-マグロ属魚類の魚種類判別- http://www.adves.c.u-tokyo.ac.jp/practical/ 【ガイダンス】 初回授業時に行う。 日時:2021年 4月 8日(木)4時限目 場所:KOMCEE EAST 3階 教育開発用実験室 *オンラインでの参加も歓迎する。 Zoom URL:******************* 【教室(対面)】 KOMCEE EAST 3階 教育開発用実験室 【問い合わせ先】 e-mail:salon2021s[at]adves.c.u-tokyo.ac.jp 2 時間割コード 開講 自然科学サロン(シーズン1)身近な生命科学編 S 講義題目 担当教員 鹿島 勲 教養教育高度化機構 木 4 所属 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

元のページ  ../index.html#317

このブックを見る