2021Sシラバス
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全学自由研究ゼミナール 31623 31692 S1 31713 S1 授業の目標概要 人生100年時代の到来や、ライフスタイルの多様化など、私たちを取り巻く環境は大きく変化しつつあります。加えて、FinTechの台頭や、低金利環境の長期化など、現在の金融をめぐる状況も急速に変化しています。こうした中で、豊かな人生を送る上では、金融についての正しい知識(金融リテラシー)を身に付け、安定的な資産形成を行っていくことの重要性が以前にも増して高まっています。 本講義では、金融庁の現役官僚をゲストスピーカーとして招き、昨今の経済社会や金融をめぐる環境変化を踏まえながら、私たち一人一人が豊かな人生を送る上で知っておくべき金融リテラシーについて講義を行います。具体的には、ライフプランニング、資産形成、保険、FinTech、暗号資産(仮想通貨)といったテーマを扱うことを予定しています。 文系・理系を問わず、金融リテラシーに関心のある学生の皆さんの幅広い参加を期待しています。 <★以下、オンライン化に伴う対応★> 本講義は、春学期にオンラインで実施予定です。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 開講 豊かな人生設計に必要な金融リテラシーを学ぶ ~実務の最前線で奮闘する官僚が語る開講 国連と文化1 S 講義題目 物理学汎論 講義題目 講義題目 ~ 担当教員 沙川 貴大 担当教員 池田 宜睦 担当教員 井筒 節 教養教育高度化機構 水 3 所属 工学部 所属 公共政策大学院 所属 火 5 2 火 5 1 1 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 物理学は、力学、熱力学、電磁気学、量子力学、…等といくつもの科目にわけて講義されることが多いが、実際は人類の膨大な思考の積み重ねによって、一つの統一された学問を形成している。そこで本講義では、歴史と最新の発展をふまえて、物理学の全体像を三部構成で俯瞰することを目標とする。 まず第一部では、相対性理論を解説する。時間の遅れやローレンツ収縮などの不思議な現象を通して、時空や対称性といった物理学の基本的な考え方を学ぶ。 第二部では、「光子」を題材にして量子力学をゼロから学び、ミクロな世界の物理法則が如何にマクロな世界とは異なっているかを議論する。さらに、量子暗号や量子テレポーテーションなど、量子力学の性質をフル活用した最先端の量子情報技術の紹介を通して、量子力学をより深く理解することを目指す。 最後に第三部では、統計力学について解説を行い、マクロな自然現象がミクロな粒子の集団的振る舞いによってどのように記述されるかを述べる。さらにフェルミ粒子やボーズ粒子といった異なる統計性をもつ粒子の集団的振る舞いの違いを示すことで、低温状態で現れる超伝導や超流動といった多彩な物性の発現を理解することを目指す。 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 戦争の惨害から将来の世代を救い、全ての人の人権と尊厳を守り、一層大きな自由の中で社会的進歩と生活水準の向上を促進する決意のもとに創設され、2020年に75周年を迎えた国連。 国連教育科学文化機関(UNESCO)憲章に「戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」とあるように、国際社会では、これまでの軍事・経済・政治を中心とした視点に加え、人間の心のウェルビーイングに目を向けた国際的パートナーシップの必要性に注目が集まっています。 人々の心に働きかけるためには、文化や芸術が大きな役割を担います。よって、この授業では、国連システムの基礎や、2030年までの国際優先事項である「持続可能な開発目標(SDGs)」について学びながら、心の交流や文化・芸術の力に注目した、未来志向の国際協力について考えます。 *この授業は、S2タームの「国連と文化2」夏季NY集中講座履修希望者の必須クラスですが、2021年度は、現在の世界情勢により、「国連と文化2」夏季NY集中講座は中止となりました。

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