2021Sシラバス
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全学自由研究ゼミナール 31615 31783 31652 授業の目標概要 授業の目標概要 Medical Biology入門:生命現象から病気の治療へ 多様な医学研究 当講義は、文系理系を問わず全科類の学生に向けて、医学部の教員によって行われる講義である。本学医学部では、「解明されていないこと、解決法が求められていることに対して新しい医学を発信する」、すなわち広い意味で医学研究を推進する人材の育成を目指している。本講義はその一環として行われる。 昨年は新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより社会が大きな変革を迫られたが、一方で人工知能やIoTを用いた感染拡大のシミュレーションやmRNAワクチンなどの新しい技術によってこれまでにない速いペースで感染症の克服が進んでいる。また、ゲノム編集を用いた病態解明や遺伝子情報を活用したテーラーメイド医療など、医学研究の発展とそれに向けられた興味は学際的で多岐にわたる。こうした最先端の医学研究の背後には長年にわたる地道な基礎研究の積み重ねがあるが、そこに携わる研究者から直接研究についての考え方やより深い背景を学ぶ機会は驚くほど限られている。高校まではこうした最先端の医学研究を研究者自身が深く紹介するカリキュラムはほとんどなかったのではないだろうか。そこで将来多方面で活躍するだろう本学のみなさんに、この大学の医学系研究科で行われているこれらの研究活動についてなじみを持ってもらいたいと考え、本講義を企画した。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 開講 開講 現代世界のグローバル化とメS Medical Biology入門 Road to 2050 脱炭素社会に向S S 講義題目 講義題目 けた戦略 講義題目 ディア 担当教員 尾藤 晴彦 担当教員 教養教育高度化機構 火 5 瀬川 浩司 担当教員 高山 博 所属 医学部 所属 所属 文学部 火 5 2 2 火 5 2 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 2020年10月26日の国会所信表明演説で、菅内閣総理大臣は「2050年カーボンニュートラル」を宣言した。これは、ESG投資の広がりやRE100宣言企業の増加に加え、コロナ禍からの回復を見据えたグリーンリカバリーに向けて、この時点しかないというタイミングで発表されたものである。一方、2050年カーボンニュートラル達成は、そんなにたやすいものではないことも事実である。本自由研究ゼミナールでは、2050年カーボンニュートラルに向けた戦略を議論する。 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 グローバル化と情報化が急速に進展する中、世界の構造も日本の社会やシステムも劇的に変貌しつつある。国内外で活躍する人材には、国外の情報を的確に選別・分析し、世界の中における日本の位置や、世界全体の動きを冷静に見通す能力がますます必要とされている。この授業では、国外のメディアから出される情報を検討しながら、現代世界のグローバル化を考察する。変革期を乗り越え、グローバル化した世界でリーダーシップを発揮できる人材となるために必要な知識の獲得と情報分析技術の取得を目指す。 最初の授業で、受講者をヨーロッパ地域、アメリカ地域、アジア・アフリカ地域の三つのグループに分け、毎週各グループから一人ずつ、その担当する地域に関する重要な記事(日本語以外の新聞・雑誌からのもの)の報告と分析を行う。 選考を行うので、氏名、学生証番号、学年、科類、連絡先(メールアドレスなど)とともに、受講希望理由をA4サイズの紙一枚にまとめ、4月20日24時までに私のメールアドレス(tkymh1[at]l.u-tokyo.ac.jp)に添付ファイルで送付すること。※@の前は数字の1(いち)、@の後はアルファベットの小文字l(エル) ※履修人数を18名に制限する。

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