2021Sシラバス
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全学自由研究ゼミナール 31683 31711 31661 31723 授業の目標概要 動物の生命現象を解明しようという努力は、個体の観察から始まったことは言うまでもない。これが組織、そして細胞へと機能の解析が進んだのは、「細胞培養」という技術が開発されたことに依るところが大きい。細胞は、分離して培養することができる生物の最小単位と言われている。これらの細胞を用いて、それぞれの細胞に特異的な生命現象や、普遍的な現象の機構などを検討できるようになったのは大きな進歩である。その後、遺伝子工学技術が開発され、動物細胞に外来遺伝子を導入し高発現したり、内在性遺伝子の発現を抑制したりすることも可能となった。この技術の開発により、細胞レベルで、興味がある遺伝子の機能、これがコードするタンパク質の機能などを調べることができるようになり、細胞生物学的研究が開花した。本講義では、このような動物細胞を用いた研究の原理と手法、実例などを紹介、動物細胞を用いた研究で何ができるのかを知ることを目標とする。 授業の目標概要 *この授業はオンラインで実施する --------------------------------------------------- 戦争を知らないどころか、核戦争に巻き込まれる危険が真剣に議論されていた冷戦すら過去のものとなってから生まれた世代は、戦争体験や被爆証言をどのように受け継いでゆけばよいのか。特定の国民・民族・個人の歴史証言を記録する意味とは何か。そしてそれは世界の平和に寄与するものたりえるのか。このゼミでは軍縮と平和について、感情論に陥らず、イデオロギー色をできるだけ排して、学び合い、語り合う。 今学期は、SDGs(持続可能な開発目標)のGoal16「平和と公正をすべての人に」をテーマに、中央アジア諸国を事例として、ソ連からの政治・経済・社会の移行期に生じた(あるいは生じている)さまざまな問題を「体制移行国の課題」として取り上げる。関連する文献を多数読むほか、映像資料なども利用する予定である。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 開講 実践的プログラミング 開講 講義題目 動物細胞研究法入門 開講 平和のために東大生ができるS モジュラー曲線と数論幾何学 S S S 講義題目 講義題目 講義題目 こと 担当教員 三枝 洋一 担当教員 金子 知適、 中丸 智貴 担当教員 高橋 伸一郎、片岡 直行、 田中 智、伯野 史彦、 杉浦 幸二、後藤 康之 担当教員 岡田 晃枝 教養教育高度化機構 月 5 所属 数理科学研究科 所属 情報・図形 所属 農学部 月 5 所属 月 5 2 月 5 2 2 2 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 モジュラー曲線とは,複素上半空間(虚部が正である複素数全体)を「折り畳んで」得られる図形のことである.一見全く明らかではないことであるが,モジュラー曲線の背後には多くの代数的・整数論的な現象が隠れている.この講義では,具体的なモジュラー曲線を通して,ヴェイユ予想,フェルマー予想,佐藤・テイト予想,ラングランズ予想,バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想といった,整数論における大定理・大予想がどのようなものであるかについて解説し,数論幾何学と呼ばれる分野への入門を試みる. 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 プログラミングによる問題解決では、与えられた問題に対して、適切なアルゴリズムを考えることと、それを正確にプログラムとして実現することの両方が必要となる。本授業では「国際大学対抗プログラミングコンテスト」などに出題された問題を題材として、アルゴリズムを考えてプログラムを作る能力を実践的に養うことを目指す。 プログラミングの経験を受講の前提とする(授業では文法等は解説しない)。詳細は http://www.graco.c.u-tokyo.ac.jp/icpc-challenge/ を参照のこと. 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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