2021Sシラバス
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総合科目 E(物質・生命) 31747 S1 ケミカルバイオロジーⅡ(生物系薬学からみたケミカルバイオロジー) 講義題目 授業の目標概要 医療が発達したといわれる現在においても、治療が難しいあるいは治療手段すらない病気が多く、これらの疾患に対する新しい医薬品の開発・創製(創薬)が切望されています。創薬の出発点は治療標的の同定、すなわち病気の鍵となる標的分子の発見とその作用機序の解明にあります。この理解に基づき医薬品の候補となる化合物(低分子有機化合物から生体高分子までを含む)を探索し、安全かつ有効な医薬品が開発されていきます。こうした研究には、「化学的観点あるいは化学的手法を用いて生命現象を解明すると同時に、生体機能を制御する学問分野」であるケミカルバイオロジーの視点が極めて重要です。 病気は身体の中で日常的に営まれている正常な生命活動の破綻により惹起されます。つまり病気の理解のためには正常な生命活動のメカニズムを十分に理解することが不可欠です。実際、生命科学研究の進展により新しい病気の発症機構が次々と明らかになっており、生命科学研究の最先端が薬学研究のフロンティアでもあります。本授業科目では、ケミカルバイオロジーの視点から、生物系薬学分野での最先端の研究結果を織り交ぜながら紹介し、創薬への貢献について解説します。 時間割コード 時間割コード 30370 S 講義題目 授業の目標概要 固体地球および惑星を支配している物理化学的な枠組みを概説し、身近な自然現象として火山と地震について学ぶ. 時間割コード 31106 S 惑星地球科学Ⅰ(理科生) 地球型惑星内部のダイナミクスと進化 講義題目 授業の目標概要 地球の内部構造やそのような構造を持った地球の形成過程からプレートテクトニクスまで、地球内部の基本的な知識について解説を行った後、過去45億年間の地球やその他の岩石で出来た惑星(月、水星、火星、金星)の進化の歴史について近年観測から明らかになった事柄を概観し、惑星内部のダイナミックスの立場からこれらの進化の歴史のからくりがどのように理解されるかを解説する。 開講 授業科目名 生物薬学概論 開講 授業科目名 惑星地球科学Ⅰ(理科生) 固体地球科学概論 開講 授業科目名 担当教員 担当教員 清水 久芳 担当教員 小河 正基 堀 昌平 所属 薬学部 所属 宇宙地球 所属 宇宙地球 金 5 火 2 金 2 曜限 曜限 曜限 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 理科 2年 理科 対象 1年 理科 2年 理科

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