2021Sシラバス
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総合科目 E(物質・生命) 31420 S 31421 S 31441 S1 講義題目 授業の目標概要 物理学がもつ「基礎方程式」(基本法則といってもよい)を掘り下げその意味を考える。 講義題目 分子化学概論/Introduction to Molecular Chemistry 授業の目標概要 ナノテクノロジー、バイオテクノロジーなどの新しい技術の誕生・発展に伴って、物質や生体が機能を発現するメカニズムを分子レベルでとらえ、制御することができつつある。一方で、化学を基盤とした基礎・応用科学の急速な発展に伴って、高校の化学と専門課程の化学のギャップは大きくなる一方である。本講義では将来、化学のみならず生物科学や物質関連科学を志向する1〜2年生にとって不可欠である最新の化学の考え方を理学部化学科の教員がわかりやすく解説する。レーザーと分子イメージング、分子デザイン、生物を観る・測る・操作する分析化学などを具体的なテーマとして取り上げ、学部初年のレベルから化学研究の最前線に至る道筋を明らかにすることを目標とする。 基礎方程式とその意味を考える 本講義では現代物理学の大きな柱として、相対論と量子力学を扱う。 高校までの知識をもとに、それらの基本方程式を導くとともに、具体的な現象への応用例を通じて、方程式の背後にある物理的な意味の理解を目指す。 これらの基礎方程式は、これまでの古典的なイメージと大きくかけ離れたものであるが、 学生の皆さんの新しい知的冒険を始める一助となるものとしたい。 ケミカルバイオロジーⅠ(化学からみたケミカルバイオロジー) 講義題目 授業の目標概要 医薬を創製し、人類の健康を守ることは薬学の大きな目標の一つである。この目標のために、薬学では、生体や疾患の仕組みを解明するための研究、薬や毒などの物質と生体との相互関係を解明するための研究、生体に有用な物質を創製するための研究などが、互いに連携をとりながら日夜進められている。本講義では、薬学研究の中から主として有機化学あるいは物理化学研究を取り上げ、これらの研究が新薬の創製にいかに重要であるかを平易に解説する。 時間割コード 31102 S 講義題目 授業の目標概要 時間割コード 31103 S 化学の知恵をもとに,日常生活(食品・体のしくみ・身近な製品・環境)を見つめ直す。 講義題目 授業の目標概要 中学校理科と高校『化学基礎』程度の知識から「本物の化学」へと歩み出し,それをもとに、命や暮らしと化学のかかわりをつかむ。 原子・分子のミクロ世界を想像する力をつけ,生命のしくみや,暮らしを支える多彩な製品の特性,環境中で進む出来事の素顔を(エネルギーの出入りにも注目しつつ)理解する。 化学用語(和・英)に関心をもつ姿勢も養う。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 物理科学Ⅰ(文科生) 生命の理論から考える現代の科学 2010年を堺に、科学はstory tellingなものから、Data駆動形のものへ、あるいは小さなモデルから大きなモデルへと変貌を遂げた。わたしたちは、新しいこのパラダイムの中でどのような知識と理解を気づいていけばいいのか。そこで、2010年の科学パラダイムの転回(1)から始め、下の計画にあるような講義を行う。 開講 授業科目名 物質化学(文科生) 開講 授業科目名 基礎方程式とその意味 開講 授業科目名 分子化学概論 開講 授業科目名 化学薬学概論 担当教員 池上 高志 担当教員 渡辺 正 担当教員 岡田 康志、日下 暁人 担当教員 合田 圭介、小澤 岳昌、磯部 寛之 担当教員 清水 敏之 所属 物理 所属 化学 所属 理学部 所属 理学部 所属 薬学部 金 2 金 2 木 5 月 5 木 5 曜限 曜限 曜限 曜限 曜限 対象 1年 文科 2年 文科 対象 1年 文科 2年 文科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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