2021Sシラバス
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総合科目 D(人間・環境) 30301 S 30264 30265 S 31238 S 講義題目 授業の目標概要 スポーツ動作を科学する 講義題目 授業の目標概要 身体運動メカニクスでは、身体と運動をキーワードに、特にスポーツ動作について、自然科学的な研究成果を体系的に講義する。この授業では、通常、健康であれば意識外に追いやられる「身体や運動」について再認識し、それを自然科学的観点から直視して深く考えること、そしてダ イナミックなスポーツ動作の成り立ちをバイオメカニクスの観点から理解することを目的とする。 本講義では,情報を“ストック”する基盤として/“フロー”化するメディアとしての「デジタルアーカイブ」を実際に制作しながら,情報とメディア・社会の関わりについて考えます。 過去のできごとの「実相」は,多様な人々の視点を内包した多面的なものです。多面的な資料を“ストック”したデジタルアーカイブは,こうした「実相」を伝えていくための重要な基盤です。デジタルアーカイブを利活用することで,社会に “ストック”されていた資料が“フロー”化し,創発するコミュニケーションによって,情報の価値が高まります。このことにより,継承へのモティベーションが社会の裡に生み出されていきます。 本講義ではまず,各人(各チーム)が定めたテーマに沿ってデータを収集し“ストック”します。次いで,2D/3D地図にデータをマッピングし,情報を視覚化するメディアとしてのデジタルアーカイブを作成します。そして“フロー”化の実践として,成果物をウェブ公開します。 授業では,GISソフトウェア「ArcGIS」,3D地図作成サービス「Re:Earth」を使用します。また,随時,デジタルアーカイブ・情報メディアの最新動向についてのレクチャー(ゲスト講師含む)を行ないます。 1) 情報を“ストック”する基盤/“フロー”化するメディアとしての「デジタルアーカイブ」の概念を学ぶ 2) ArcGIS, Re:Earthなどの使い方を学び,今後の学習・研究において活用していく素養とする 3) レクチャー(ゲスト講師含む)を通して,デジタルアーカイブ・情報メディアについての最新の知見を身に付ける。 科学論入門 講義題目 授業の目標概要 スマホをはじめとして、現在社会に暮らす我々が科学や技術の恩恵を享受しない日はない。一方、東日本大震災における原子力発電所事故に見られるように、科学技術に起因する厄災・リスクもかつてなく大きくなっている。こうした状況にあって、我々が科学や技術と適切につきあい、的確に制御していくためには、科学や技術に対する一定以上の理解、すわなち科学リテラシーを欠くことはできない。「経済学は何のために学ぶのか?エコノミストにだまされないためだ。」という問答があるが、科学や技術は今日高度になり、素人には理解しにくくなっているために、適切な科学リテラシーを欠くと、いわば科学や技術に騙されてしまう。(科学技術論では、こうした事態を「科学技術の専門家支配」と「科学技術のスリップ」という。)日本では、科学技術立国論が喧伝されている。では、科学技術が進展すれば、経済成長できるのだろうか。みなさんは、この問に的確に答えられるだろうか。本講義では、科学や技術の基本的性格を理解して、こうした一連の問に的確に答えられるようになることを目指す。そして、科学や技術との適切なつきあい方を学ぶレッスンの第一歩を試みる。 現代思想と「犠牲」の諸問題 講義題目 授業の目標概要 現代市民社会における倫理的諸言説は、表向き「犠牲」sacrifice の論理を禁じているが、その根底には根深くこの論理が潜んでいると考えられる。この問題を考えた現代の思想家たち(ベンヤミン、デリダ、アガンベンなど)の思考の道筋を、具体的な社会的諸問題と突き合わせながら検証し、私たち自身がこの論理にどのように向き合うのかを考える。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 身体運動メカニクス 開講 授業科目名 情報メディア基礎論 開講 授業科目名 科学技術基礎論Ⅱ 開講 授業科目名 現代倫理 S 担当教員 吉岡 伸輔 担当教員 渡邉 英徳 担当教員 廣野 喜幸 担当教員 高橋 哲哉 所属 スポーツ・身体運動 所属 情報学環 所属 哲学・科学史 所属 哲学・科学史 火 1 月 5 月 5 金 5 曜限 曜限 曜限 曜限 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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