総合科目 Ｂ（国際・地域） 30258 Ｓ 30354 Ｓ 31417 31098 Ｓ インドのイスラームとその歴史 近代～現代の事例も取り上げます。 イスラーム教の世界観 講義題目 授業の目標概要 中東地域と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは「イスラーム教」という言葉ではないだろうか。しかし、じつは中東地域の歴史と文化をイスラーム教の一言で言い表すことは難しい。中東地域には、異なる出自を持つ様々な人間集団が活躍してきた歴史があり、そこには、前イスラーム時代の文化的影響もしばしば見られるからである。では、中東地域の文化には、前イスラーム教時代から、どのような断続と継承が見られるのだろうか。この授業では、この問題についてイスラーム教の伝統的な世界像に焦点を当てて考察することで、複雑な中東地域の歴史と文化を読み解いていきたい。 近代世界とアジア・日本 本講義では、16世紀以降の近代世界の諸相を検討しながら、グローバル化時代の現代に生きるわれわれにとって、世界史とは何かということを考える。15世紀末から、アメリカ大陸を含めた世界の一体化が急速に進展する。モノや人、情報がグローバルなスケールで移動し、人々の生活が大きく変化し、現在のわれわれの住む社会を生み出していったのである。本講義は近年盛んとなっているグローバル・ヒストリーの立場から近代世界を考察し、その中でグローバル・ヒストリーだけでなく、東洋史や西洋史、日本史といった歴史学の諸分野の意義を考えてみたい。 本講義は、いずれ文学部に進学し、東洋史、西洋史、日本史といった歴史研究を志す学生にはもちろん、社会科学や自然科学を専門とするも、とくに長期的な視点に立って現代を考えようとすることに関心のある学生にも有意義なものとなるであろう。 グローバル・ヒストリーglobal history。 グローバル・ヒストリーは、世界史world historyや人類史human historyと基本的に同じ意味と目的をもつことばです。すなわち、地球が経済・文化的に一体化していく現状をふまえ、従来の各国史を集めた世界各国の歴史ではなく、地球に住む人類の歴史を大局的に叙述する歴史叙述のことです。人類の軌跡を、地域や国を越えた地球の歴史として把握する試みといえるでしょう。 グローバル・ヒストリーのあつかう人類の歴史は、人々が「普遍」をつくりだしていく歴 授業の目標概要 本授業の目的は、世界史の基礎知識を系統的に習得することにあります。そのために、世界史の大きな流れを、交通と都市と環境を鍵概念に用いることで把握できるように構成しています。教員が調査をしてきました世界各地の都市の写真も、授業の随所に取り入れ、映像資料や絵画、音楽を活用して視覚的・聴覚的に歴史の流れを理解できるように試みます。 世界史の系統的な知識を身につけることによって、初めて、日本や東アジア、世界の歴史を客観的に眺めることができるようになり、現在の私たちがおかれている社会状況を把握しやすくなり、人類社会の未来を鳥瞰できるようになると思います。もちろん、個人一人の力で世界史のすべてを把握することなど、到底できるものではありません。可能なことは、世界史の大きな流れをつかむことで、人類の営みの共通性を認識し、多様な世界の細部に自分独自の意味を見出すことです。21世紀の世界を生き抜くために必要とされる歴史の基礎知識を習得すること、これが本授業の目的であり到達目標です。 講義題目 授業の目標概要 この講義では、インド（亜大陸）のムスリム社会の歴史や文化を扱います。時代は前近代を中心とする予定ですが、適宜講義題目 授業の目標概要 講義題目 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 歴史と文化 開講 授業科目名 歴史と文化 開講 授業科目名 世界史論 開講 授業科目名 世界史論 Ｓ 担当教員 二宮 文子 担当教員 大塚 修 担当教員 島田 竜登 担当教員 妹尾 達彦 所属 歴史学 所属 歴史学 所属 文学部 所属 歴史学 月 5 火 2 月 4 金 2 曜限 曜限 曜限 曜限 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科
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