2021Sシラバス
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総合科目 B(国際・地域) 30802 30838 S 30803 S 30804 S 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 コロナ禍の拡大、大国の対立など冷戦後の「平和」が岐路に立たされています。気候変動も難民支援も各国が協調して「共通の利益」を目指すべきだとわかっていながら、現実に実行できないのはなぜでしょう。この授業では冷戦以来の主な戦争・紛争の流れを検討して、なぜ外交が失敗したのか、どう終わらせたのか、「平和の崩壊」を考察します。とくに「民族解放」「民主化」「人権」「人間の安全保障」など国際社会のの規範意識に焦点をあてて、現実のパワーポリティックスと”国際世論”との関係を検討します。 講義題目 コンクラーベの歴史 授業の目標概要 ヨーロッパの歴史と現代社会を理解するうえでローマ教皇の存在は無視できない。中世においては世俗君主と肩を並べるほどの政治的影響力を行使したと言ってよく、現代の国際政治においても教皇の果たす役割は無視することはできない。ヨーロッパの歴史における宗教と政治を読みとくための鍵である教皇はどのように選ばれるのか。また、教皇の死はどのような意味を持つのか。選出や死に際してどのような儀礼や象徴物が用いられ、それらはどのような意味を帯びるのか。これらを解明するために古代から現代にいたるまでの時代を対象として、「コンクラーベの歴史」をひもとく。 講義題目 授業の目標概要 現代アフリカの政治と国際関係 【概要】 現代のサハラ以南アフリカの政治や国際関係について多角的に学ぶ概説的授業である。アフリカの歴史や風土に関する導入ののち、各回の講義で、国家、紛争、開発、民主主義、グローバル化、人間の安全保障といった政治学や国際関係論の基本的な概念やテーマを取り上げ、これらを軸に、独立から今日に至るアフリカの国家と国際関係の特徴や変容を、アフリカ内の多様性にも留意しながら、コンパクトに解説していく。 【目標】 アフリカは、近年世界の中で急速に重要性を増す地域のひとつである。この講義では、アフリカが直面してきた多様な課題や問題を取り上げることで、学生がこの地域を多角的に理解するための見取り図を構築していくきっかけを提供したい。また、国家や民主主義、グロー バル化といった政治学や国際関係論の基礎的な概念をアフリカの文脈において具体化・操作化することで、アフリカのみならず、政治や国際関係全般に対する見方も豊かにしてもらいたい。 「平和構築・平和崩壊」の批判的再検討 東欧現代史 20世紀から21世紀にかけての東欧の歴史に関する知識を身につける。東欧は二つの世界大戦が始まった地域であるが、その後、半世紀弱の間、社会主義体制も経験した。その後、一部の国々では内戦を経験するが、他方、多くの国々はEUやNATOに加盟し、人々は国境を越えて活発に移動するようになる等、大きな変容を遂げている。西欧の陰に隠れがちな東欧に目を向けることにより、多面的なヨーロッパを俯瞰できるようにする。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 現代国際社会論 開講 授業科目名 平和構築論 開講 授業科目名 地域文化論Ⅰ 開講 授業科目名 比較地域史 S 担当教員 阪本 拓人 担当教員 水野 孝昭 担当教員 藤崎 衛 担当教員 中島 崇文 所属 国際関係 所属 地域文化研究専攻 木 1 所属 地域文化研究専攻 水 5 所属 歴史学 水 5 水 5 曜限 曜限 曜限 曜限 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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