2021Sシラバス
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総合科目 B(国際・地域) 総合科目 B(国際・地域) 時間割コード 30351 S 31095 S 30352 S 30353 S 講義題目 授業の目標概要 戦争と平和の問題を中心に、国際政治の概説的講義を行う。 講義題目 授業の目標概要 戦争と平和の国際政治学 この講義では、関係者の同意に基づく価値配分として《政治》をとらえる。そのうえで、この同意を確保する過程を《交渉》、交渉の結果として一定の基準について構成員の間に同意が成立している状態を《秩序》と概念化する。 このように定義された政治、外交交渉、国際秩序をキーワードとして、国際政治がいかなる意味において《政治》であるかを論じたい。 今学期は、新型コロナウィルス感染症拡大のため、オンラインで講義を行う。 授業を理解するうえで必要となるのは、指定の教科書、ITC-LMSにアップロードされる講義関連資料、その資料において特定されるウェッブサイト情報に限られる。 国際社会におけるミクロとマクロ 講義題目 授業の目標概要 国際関係論の対象は国際社会(地球社会)である。地球大の、あるいは広範な地域にわたる制度や勢力、経済、法、さらには文化や記憶がテーマになることが多く、議論のスケールは壮大である一方で、どこかつかみどころのない話に感じられることもある。人々が日常的に実感できるミクロな次元とそうしたマクロな次元はいかに関わるのか。例えば、誰も望まない戦争や貧困はなぜ発生し、誰もがかかわるはずの環境問題に多くの政府が後ろ向きである一方で、それなりに環境保護の流れが生まれるのはなぜか。本講義では、国際社会を複数の次元や視点から分析し、それら相互のかかわりを見出していく視座の涵養を目指す。 オンラインであることに鑑み、教員と受講生間、および受講生同士で学問的対話ができるような仕組みをいくつか設ける。 東アジア国際関係史 19世紀から21世紀に至る東アジアの国際関係史について講義をおこなう。主に中国外交史、中国外交について述べるが、適宜、日本や台湾の視点を取り入れ、朝鮮半島も視野に入れる。また、適宜、現状分析も行う。現代から過去を振り返るというより、ここの時代の背景と政策選択について考察し、歴史的な連続性、変化・変容を見出す。理系の学生も参加することを考慮し、基礎的な事項に触れながら講義することをできる限り心がける。この講義を受講することにより、東アジア国際関係史の基本的な内容とともに、その歴史的な継続性と変容、さらに現在起きている東アジアの諸問題の原因や背景について理解することができるようになるのではないかと考える。 国際秩序と紛争解決 講義題目 授業の目標概要 授業の前半部分では、へドリー・ブルらのイギリス学派の理論を提示しつつ、国際社会論の観点から国際関係学や現実世界を見ることの意義について考えていく。理論的な国際社会の構成要件を見た後、国際社会を歴史的に捉える視点および主要な制度的活動領域を論じていく。後半では、特に紛争解決論の視点に焦点をあて、国際社会の協調的活動の代表例としての国際平和活動の理論や実践について議論を進めていく。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 授業科目名 開講 国際関係論 開講 授業科目名 国際関係論 開講 授業科目名 国際関係史 開講 授業科目名 現代国際社会論 担当教員 石田 淳 担当教員 鶴見 太郎 担当教員 川島 真 担当教員 篠田 英朗 所属 国際関係 所属 国際関係 所属 国際関係 所属 国際関係 火 2 金 2 火 2 火 2 曜限 曜限 曜限 曜限 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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