2021Sシラバス
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総合科目 A(思想・芸術) 時間割コード 30801 S 31413 S 31094 S 30677 S 講義題目 オペラを観る・オペラを知る⑥ 授業の目標概要 西欧の代表的な舞台音楽ジャンルであるオペラを観るためのイントロダクション的な授業である。今年度もオンラインという制約があるため、あえてテーマは立てずに、バロックから現代までの代表的なオペラを、オペラ導入も兼ねて観ていくことにする。美食的な芸術と見なされやすいオペラだが、現代の上演は時代が抱え込むさまざまな問題を明示化し、観る者を挑発する演劇性を持っており、単に楽しめばよいだけではなく、心の重くなるような側面も多く携えている。あえてそうした「現代的」な舞台をここでは多く取り上げる。導入だからといって、必ずしも伝統的な舞台鑑賞にはならないし、筋書きも見えにくくなる場合があるので心得ていて欲しい。 現在、オペラはどのような視点で観られ・聴かれるものなのか。どのように観れば面白いのか。現在オペラ上演の最先端はどのようになっているのか。オペラはすでに過去のジャンルなのか。以上のような疑問を持つ受講者を望むが、もちろん単なるオペラ好きも大いに歓迎する。少しでも別の観方が得られればよいと思う。 昨年度より授業時間が90分になり、こうした形態でオペラを観る授業も今回限りと考えている。1回の授業で1作品という原則を守りたいと思っているが、それが不可能な作品の方が圧倒的に多いので、授業計画に挙げてある作品はあくまでも予定である。 講義題目 授業の目標概要 「比較文化論」という学際研究の基本的概念の中に、「異文化理解」という問題がある。 イメージの「ヨーロッパ中世」 講義題目 授業の目標概要 中世という時代を、その後のヨーロッパはどうのように評価し、受容したのか。中世に創作された英雄叙事詩を軸に、それらの文化、芸術、政治世界での取り扱いを時代ごとに追いながら、イメージとしての中世がリバイバルする理由を考察する。 美術史学入門 講義題目 授業の目標概要 美術史学の入門として、日本美術史、東洋美術史、西洋美術史の各分野から、計5名の教員がオムニバス形式で講義を行う。芸術家や美術作品の調査、様式や図像、文字資料を使った検討、鑑定や作品の評価、美術館・博物館における美術展示の実際など、美術史学にかかわる様々な研究方法を概説するとともに、日本・東洋・西洋の古代から現代にいたる主要な研究トピックや国内外での研究動向を紹介する。 授業はオンラインで行う。各回のzoomアカウントは「オンライン授業内容」参照 「異文化体験を語る・書く」 「異文化」とは一体何なのだろうか。単なる「外国」ではなく、「自分」とは異なる「他者」に出会うこと、 理解すること、相互に折り合うこと・・・これらは「教養」の根底の知性であり、態度決定である。 本授業では、教科書を出発点としながら、現代社会における「ダイバーシティ」問題をもっと切実に、自分の 問題として考える契機としたい。外国体験、外国からの帰国体験、外国人との交流、外国語に苦労した経験、地方と都会の相違、多様な性の狭間にあること、聴者とろう者・・・等々、これまでに様々な「異文化体験」をした人、あるいはそういった問題に興味のある人たちが、その体験について「比較文化論」の基礎概念を学び、体得し、知的に語り、書くことができることを目指す。 なお「異文化体験」をしたことがない、という参加者には、その体験を何らかにしてもらうことも考えている。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 表象文化論 開講 授業科目名 美術論 開講 授業科目名 音楽論 開講 授業科目名 比較文化論 担当教員 一條 麻美子 担当教員 高岸 輝 担当教員 長木 誠司 担当教員 今橋 映子 所属 表象文化論コー所属 文学部 所属 表象文化論コース 金 2 所属 比較文学比較文化コース ス 水 5 水 5 水 2 曜限 曜限 曜限 曜限 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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