2021Sシラバス
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総合科目 A(思想・芸術) 総合科目 A(思想・芸術) 時間割コード 31091 S 31282 S 31230 S 31092 S 講義題目 記号学から文化記号論、メディア学へ 授業の目標概要 二〇世紀後半において、文化現象や社会現象の捉え方、分析方法に刷新をもたらした記号論の基礎を、その始祖とされるソシュールとパースにおける記号の定義からはじめて、文化記号論のその後の代表的な展開へと進むかたちで概観する。それに加えて、後半では、さまざまなコミュニケーション・テクノロジーの発展が果たした役割を重視するメディア学との接続をはかる。とくに、メディア技術やメディア環境の変容と社会や政治との連動に注目することで、現代の社会状況の考察へとつなげたい。 言語学入門 コトバを科学する! 講義題目 授業の目標概要 私たちが普段使っていることばとはどのような知識の体系なのだろうか。音声、語の形態、文の構造、それぞれどのように整理・記述され、実際にヒトに運用されるのだろうか。違う言語の間で異なる要素はたくさんあるけれど、共通するしくみもあるのだろうか。言語学や文法について何も知らなくても言葉は使いこなせるけど、私達の頭の中の何がそれを可能にしているのだろうか。一緒にことばの不思議をさぐりましょう。 漢字音の歴史(元朝から現代まで) 講義題目 授業の目標概要 漢語を中心とする東アジア大陸部の諸言語に於ける漢字音を、声調も含めて、変異と変化という視点から概観することで、漢字音がどの様に変化してきたかについて知識を養います。漢字音の音価を記すために国際音声記号(IPA)を用いますが、授業中には国際音声記号の基本についての解説も行います。 日本の大正から昭和初期の小説を読み、モダニズムについて考える 講義題目 授業の目標概要 大正から昭和初めにかけて日本では新興芸術(モダニズム)の花が開きました。それは西洋の表現主義やシュールレアリズムの影響を受けつつ、日本の都市化の流れの中で独自の展開を見せました。この授業では文学におけるそんな動きの代表格である「新感覚派」、とりわけ川端康成と横光利一に注目し、日本におけるモダニズム文学が西洋のそれとどんな点で違っていたか、また、日本の伝統を強調するナショナリズムとどのような形で結託していったかなどの問題を考えます。しかし、まずは大正文学の流れをつかむため、白樺派、芥川龍之介、谷崎潤一郎らを読みます。そして大正末期に登場した新感覚派へと進みます。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 授業科目名 開講 言語構造論 開講 授業科目名 言語応用論 開講 授業科目名 記号論 開講 授業科目名 言語態理論 担当教員 広瀬 友紀 担当教員 吉川 雅之 担当教員 山田 広昭 担当教員 田尻 芳樹 所属 言語情報科学専攻 金 2 所属 言語情報科学専攻 金 5 所属 言語情報科学専攻 金 5 所属 言語情報科学専攻 金 2 曜限 曜限 曜限 曜限 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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