1年 文一二(6,14,19)文三(10,12,20)月 2 1年 文一二(6,14,19)文三(10,12,20)月 2 時間割コード 時間割コード 総合科目 L 英語中級・上級 50026 A 講義題目 授業の目標概要 ここでいう「未来学」とは,未来と向き合うために教養人としてどのように現在を生きたら良いかに関わる見識を指す。現在の傾向から未来の状態を予測する通常の未来学と違って,逆に想定される未来をもたらすには今どうあるべきかを考える backcasting の手法である。また,社会全体の体制がどうあるべきかではなく,それを構成する個人の内面を問題とする。科学者のモラルまたは一般人の科学知識が大いに問われる昨今,教養人が当然知っておいてよい見識である。 この授業では,数学者・生物学者・科学哲学者であるJ.Bronowskiの著書A Sense of the Future (1977, MIT Press)に所収された5つのエッセーを読み,そうした「未来学」のイロハを学びつつ,未来への向き合い方と現在の生き方を考えていきたい。扱うテーマは,“A Sense of the Future”(未来と向き合う感覚),“The Creative Process”(創造のプロセス),“On Art and Science”(文芸と科学について),“The Reach of Imagination”(想像力が及ぶ範囲),“The Logic of Nature”(自然の論理)のうち4つまたは5つであり,こうした見識は当然ながら文理の垣根などない。また,やや古い著書ではあるが色褪せることもなく,古くて新しい普遍的なテーマを掘り起こす意味がある。 50027 A 講義題目 授業の目標概要 『キャッツ』や『オペラ座の怪人』のロイド・ウェバーの約100年前、ヴィクトリア朝末期のロンドンで大流行し、英語圏に広まった「サヴォイ・オペラ」は、元祖ミュージカルとも言うべき喜歌劇だ。諷刺の利いたギルバートの台本(・歌詞)と軽快で親しみやすいサリヴァンの曲で、現在でも人気が高い。今学期は、レパートリーの中から、婚約不履行訴訟の法廷を舞台にした『陪審裁判』(Trial by Jury)をビデオを鑑賞(各自視聴の場合あり)しながら読み、イギリス的ユーモアを味わう。洗練された英語で書かれた台詞、韻を踏んだ歌詞、それに時代背景や上演のエピソードなどについての詳しい注、と多様な文体にふれる機会にもなる。 開講 授業科目名 (クラス指定セメスター型) 未来学入門 開講 授業科目名 (クラス指定セメスター型) 元祖ミュージカルの台本を読む 英語中級 英語中級 担当教員 所属 田中 伸一 英語 担当教員 所属 岩崎 徹 英語 曜限 曜限 対象 理一(9,13)理二三(1-3) 対象 理一(9,13)理二三(1-3)
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