A 1年 理科 1年 理科 木 6 金 6 授業の目標・概要 関連ホームページ ※講義の詳細については、UTASを参照すること 50902 51105 時間割 コード 曜限 物質の多様な構造や性質、反応を体系的に理解するには、原子や分子に基づいた化学的な考察が不可欠である.「構造化学α」では「構造化学」の内容(原子の構造や周期律,分子の化学結合の基礎など)を学びながら,原子・分子の構造に関する理論や実験技術が,現代の化学やその他の分野にどのように活かされているかを解説し,「構造化学」で学ぶ知見が幅広い科学分野の基盤となっていることを示す.具体的には,地球科学(地球大気化学)や天文学(星間化学)の最先端の研究を例として,以下の内容を解説する. ・量子トンネル効果ですすむ化学反応 ・分子の振動と地球大気・星間空間のスペクトル観測 ・分子間力と星間物質の化学組成とその構造(結晶/アモルファス) ・そのほか関連事項(より身近な物質や現象についての構造化学) また可能であれば,分光測定などに関する実験をおこない,得られた結果について受講生と議論する. 「構造化学α」では,「基礎化学」の前半や「構造化学」で学ぶ内容については速習し,その後は各回の講義や課題を通して適宜補完する形式をとるので,受講者は「基礎化学」の講義を受講済みであることが望ましい. また本講義は,受講者数を20名程度に制限するので,ガイダンス時に原子の構造や分子の化学結合などに関する基礎学力の確認と学習意欲に関する調査を行う.結果については,ガイダンス後一週間以内に第二回以降の受講対象者の学生証番号を正門横掲示板,およびアドバンスト理科ホームページ(http://kis.c.u-tokyo.ac.jp/ADRK.html)に発表する予定である. http://kis.c.u-tokyo.ac.jp/ADRK.html 構造化学α 担当教員 羽馬 哲也 羽馬 哲也 開講区分 対象クラス
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