2020Aシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 A 時間割コード 全学自由研究ゼミナール 51440 授業の目標概要 開講 講義題目 ピアチューター・トレーニング ー学びを支援するしくみとやり方ー この授業は、オンラインで行います。オンデマンド形式(約12週間のうちの都合がよい時間帯に個別学習)とリアルタイム形式(12月19日(土)※予定/1日間)の、ブレンド型集中講義です。 この講義のガイダンスは、9月25日(金)5限にZoomで実施します。Zoom URLは「オンライン授業内容」に掲載しています。 ■概要 2020年のSセメスターから、東京大学でもオンライン授業が始まりました。オンライン環境下で、TA(ティーチング・アシスタント)の重要性や、教員・学生からの需要は、対面授業のとき以上に高まっています。TAが受講生の学習を支援することは、高等教育の質を保証し高めるためにとても重要です。学生が学生を教えることには、教える側にも教わる側にもさまざまな学習効果があることが多くの研究で指摘されています。授業でTAとして活躍したり、TAに助けられたりした経験から、効果を実感したことがある人も多いことでしょう。 しかしながら、せっかくTAになってもうまく活躍する方法がわからなかったり、授業でどのようにTAを活用すればよいかわからなかったりする人もまた多いのではないでしょうか。 この授業は、2つのパートに分かれています。最初の「ナレッジセッション」では、学習者を効果的に支援するための理論や具体的な方法を学びます。次の「スキルセッション」では、ナレッジセッションで学んだことを、実際の教室やオンライン環境で具体的に活用する方法を学びます。 2つのパートを学習することで、うまく教えるだけではなく、うまく教わることもできるようになることでしょう。 教えるための知識と技術や学びの支援に興味がある人の参加をお待ちしています。 ■授業の目的 学習支援に関する重要な理論や教育実践方法を、受講生同士で学び合いながら獲得します。これをとおして、学習支援の知識とスキルを高めつづける態度を育成することを目指します。 ■到達目標 上記の目的を達成するために、以下の目標を設定します。 ・学習支援者に求められる行動を5つ以上説明できる ・学習支援に必要な理論や教育実践方法を知ることができる ・事例に理論を応用し、効果的な学習支援の方法を考えることができる ・グループワークに積極的に参加し、仲間の意見を聴き思考を深める重要性や効果を知ることができる ・よりよい学習支援を行うために学び続けることができる 担当教員 椿本 弥生 所属 教養教育 高度化機構 曜限 単位 集中 2 対象

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