2020Aシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 A 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 3 A 時間割コード 時間割コード 時間割コード 全学自由研究ゼミナール 51434 A 授業の目標概要 新型コロナウィルス感染症の影響を受け、各国と比較した日本のICT化の遅れがもたらす問題点が、さまざまな方面で明51439 授業の目標概要 51368 授業の目標概要 開講 講義題目 どう変えるか? 開講 講義題目 書評の世界 開講 講義題目 中世日本の旅行事情 ICTは教育を るみに出てきました。教育面での取り組みの現状と課題は皆さんが現在経験している通りです。 小中高ではICTを活用してで教育活動を継続できたケースは少数にとどまり、大学のオンライン授業においても授業形式の画一化・質の担保の問題や、受講者の負担増加、評価方法などの課題が指摘されています。授業だけではない包括的なキャンパスライフをどのように実現していくかという問題もあります。 一方で、ICTを使った教育・学習の変化は今回の事態以前から着々と研究・実装されてきていました。今回の事態はその成果が広く共有された機会と捉えることもできます。withコロナの時代において教育はどう変わっていくのか、またICTのより効率的な活用を進めるにはどうすべきか、実体験をもとに検証していきます。 本講義では、産・官・学それぞれの立場でICT×教育に携わってこられた方々をゲストスピーカーとして招き、ICTと教育のあり方について議論します。さらに、モバイル脳波計を用いた教育効果の測定と最適化の試み、学生生活を快適にするアプリの検証も体験する予定です。 権威ある学術誌から権威から遠く離れた趣味性の高い同人誌まで、あるいはまた、刊行部数数百万部の大新聞からある組織内のみで流通するような〇〇報まで、書評・書評欄は、オンライン、オフラインの別を問わず、活字メディアの創世記から現代にいたるまで、小さくはあっても重要なコンテンツとして世に親しまれ続けている。批評とも論文とも、コラムともエッセイとも、もちろん感想文とも異なる書評独自の味わいを好む読者は多く、本来であれば、対象とする書物あっての書評であるにも関わらず、優れた書評文にすっかり満足してしまい、書評を読んだ後、書物のことは半ばどうでもよくなる、ということさえしばしば起こる。 本演習では、こうした、身近でありながらも奥深い書評の世界にあらためて足を踏み入れ、書評の持つ様々な機能–––顕彰機能、宣伝機能、批判機能、教育機能、交流機能等々を理解するところから始めたい。既知のジャンルや領域から離れたところに存在する未知の書物と出会うことができるのが書評を読む楽しみの一つではあるが、とりあえずは、担当教員がカバーできそうな文芸、思想、社会、歴史、芸術分野の書評を題材として取り上げ、書評の分析を行ったうえで、履修者からも(教員がカバーできそうにない分野を含めて)題材となる書評を募り、レビューやディスカッションを行いながら書評への理解をさらに深めていく。 授業の後半では、履修者に実際に書評の執筆を行ってもらいたい。演習形式の授業として、模擬的に掲載媒体を想定し字数を設定したうえで書評を執筆し、授業中に発表する機会を多く持つことで、最終的に、実践的な書評力を身につけることが到達目標となるだろう。言うまでもなく、書評力を高めるためには、その前提となる読書力を十分に養い、自身の考えや主張を明快に提示するプレゼンテーション能力をあわせて向上させていくことが求められる。よく書くためにはよく読むことが必要なのと同じように、よく読むためにはよく書く経験を積む必要がある、とも言えるだろう。 積極的に優れた書物にふれ、書評を通じて書物の魅力を皆で分かち合いたいと願う書物愛・書評愛に満ちたディープな学生に限らず、とりあえずの教養として書評の世界のことも少しばかりは知っておきたいというライトな学生の受講も歓迎する。 日本中世の旅行に関連する古文書・古記録や絵画などの各種史料の読解を通じて、当時の人々の旅行の在り方や習俗、その他物事一般の考え方などを、現代人と比較しながら検討する。併せて史料読解の初歩を学ぶ。 担当教員 坂口 菊恵、橋田 浩一 担当教員 谷本 道昭 担当教員 及川 亘 所属 教養教育 高度化機構 所属 教養教育 高度化機構 所属 史料編纂所 曜限 単位 曜限 単位 曜限 単位 2 2 2 対象 対象 対象

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