2020Aシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 1 1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 5 1年 文科 理一 2年 文科 理一 月 5 1年 文科 理一 2年 文科 理一 火 2 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 総合科目 E(物質・生命) 51314 A 講義題目 授業の目標概要 「古典的・量子力学的波動の振る舞いについて理解したうえで,ナノテクノロジーとその機能マテリアルへの応用について学ぶ」ことがこの講義の目標である.大学教養学部では基礎科学の普遍性を強調したアカデミックなアプローチで講義が行われることが多く,専門の決まっていない学生に対する講義としてはある種正しい.しかしながら,厳密性を重視した数学による表現が多用されると,高校までに学習した物理や化学の知識との間に大きなギャップを感じることも多いのではないかと思う.間違って捉えてはいけないのは,数学的難しさと物理的な難しさは違うという点である.この講義では,固体中の電子の挙動を表すシュレーディンガー方程式から得られる波動関数に対する物理的意味を正しく理解し,どのように我々の身の回りのテクノロジーに結実しているのかをわかりやすく解説する. 文系も受講可ですが,偏微分方程式,常微分方程式,行列に対する数学的知識は必須ですので注意してください. 以下の項目を具体的な題材として議論したい. 高速トランジスタ,電子顕微鏡,走査トンネル顕微鏡,半導体レーザ,等 50201 A 講義題目 授業の目標概要 生物の研究には、生物を物質として還元的に解析する研究分野の他に、人も含めた生物同士あるいは生物と環境の関係性を研究する分野があり、進化学は主に後者についての興味を扱う学問とされています。例えば、多様な生物はなぜどのように生まれて来たのか?男女の違いや、そもそも性はなぜ存在するのか?協力的な関係が成立するためには何が重要か?DNAと形質の多様性はどのように結びついて来たのか?といった疑問についての面白さを追求します。一般に進化学では"進化機構"と"進化史"が研究のための2つの柱と言われ、本授業はそれらの研究法とそこからわかった様々な知見について、色々な生物の例を具体的に挙げながら順次説明していきます。 1回1回の授業としては、進化学に関係する分野としての系統学、生態学、ゲーム理論、行動生物学、集団遺伝学、分子進化学、発生進化学などの項目を扱い、個別に楽しめる授業にします。また授業全体としては、(1)これまでの授業で学生さんから面白いと評価を受けた項目から授業を初め、中盤以降にそれら全体を総合する考え方の基盤について説明します。(2)理論的な意味で、進化をハーディー・ワインベルク平衡を崩す5つの要因と結びつけて考え、形質進化と分子進化の結びつける方法について説明していきます。(3)実践的な意味で、コロナウィルスの昨今の状況を鑑み、寄生者と宿主のせめぎ合いを背景に、そこからゲノムの変異、自然選択の条件、生物地理、有性生殖の意義などを総合的に考える面白さについて説明します。 高等学校で生物を学ばなかった方にもわかるように、授業の早期に最低限の遺伝学・分子生物学の資料を渡し、解説を行う予定です。また最新の論文を紹介することで、教科書的にはまるで解決されてしまったかのように言われている現象の中に、まだたくさんの未解明の謎が隠れていることを紹介し、将来生物の研究を目指す方々にも楽しんでもらいたいと考えています。本授業を通じ、遺伝子-個体-集団から見た生物の面白さについて、進化学的に理解することを本授業の目標とします。 50202 A1 講義題目 授業の目標概要 50288 A1 講義題目 授業の目標概要 教科書の内容を参考にしつつ、学生の皆さんの将来に想定される問題を考える知的基礎体力をつける。 開講 授業科目名 物質・生命工学基礎Ⅱ 開講 授業科目名 開講 授業科目名 現代生命科学Ⅰ(文科生、開講 授業科目名 現代生命科学Ⅱ(文科生、ナノ・機能マテリアル入門 進化学 生命科学の基礎 21世紀以降、生命科学は飛躍的に発展しています。本授業では、生命科学の基礎知識・基本原理を幅広く習得し、科学的思考力を身に付けることを目標とします。身近な生命現象を手がかりとして、その奥にある仕組みを科学的に基本から学習します。過去の生物学の履修歴は問いません。知的好奇心に溢れ、勉学意欲に富んだ学生の参加を希望します。 現代社会の問題をを生命科学、特に植物科学、食品科学から考える。 進化学 理一生) 理一生) 担当教員 長汐 晃輔 担当教員 青木 誠志郎 担当教員 石丸 喜朗 担当教員 渡邊 雄一郎 所属 曜限 工学部 所属 曜限 生物 所属 曜限 生物 所属 曜限 生物 対象 対象 対象 対象

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