2020Aシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 3 1年 文科 理科 2年 文科 理科 水 5 総合科目 A(思想・芸術) 時間割コード 時間割コード 時間割コード 総合科目 A(思想・芸術) 50268 A 講義題目 授業の目標概要 私たちは,普段,母語をむずかしいと思うこともなく使っているが,その背景にはどのような言語知識が働いているのだろうか。理論言語学・心理言語学・神経言語学の研究にかんする講義を聞き、さらに、音素という小さな単位から、単語、句、文まで、具体的な言語データを授業でともに考えていく作業を通して、私たちがいかに精緻な文法体系を無意識のうちに駆使しているかを実感してもらいたい。ことばを使いこなす人間って,すごい,という素朴な感動を共有したい。 50357 A 講義題目 授業の目標概要 一般的に「言語学」と呼ばれているのは、どのような分野なのか。その問いに答えるべく、形態論・統語論(言語の構造)、意味論、音声学・音韻論、語用論、計算機による言語処理など言語学を構成する各分野において、さまざまな言語のデータに触れながら、その見方、分析の進め方、仮説と論証の構築の仕方など、言語分析の実際を経験する。各分野の手法を通して、一見混沌としたデータから見えてくる言語の不思議、分析のおもしろさを実感してほしい。 50690 A 講義題目 授業の目標概要 そろそろ大学の授業にも慣れてきた(=こんな程度かと失望したり、飽きてきたりしきた)人々に、オースティン、バルザック、フロベール、ドストエフスキーなど(それなりに有名な)文学作品を実際に読む機会を提供することがこの授業を開講する目的です。様々な言語で書かれた様々な作品を日本語訳でできるだけ多く読みます。古今東西これまでの人類の歴史の中で世界中のさまざまな場所で書かれたとても有名な文学作品をできるだけたくさん読むことによって世界標準の教養を身につける・・・ということを最終的な目標として掲げはするがそれは大変すぎるのでとりあえず入手しやすい文庫本でお手軽に読むことでまずは受験勉強で破壊された脳細胞のリハビリを行いつつ「文学」なるものにちょっとだけ入門してみるような授業です。 授業で扱う予定の長編小説は以下の通りです。 オースティン『高慢と偏見』 フローベール『ボヴァリー夫人』 バルザック『ゴリオ爺さん』 ドストエフスキー『白痴』 以上四編の小説をおおむね一ヶ月に一作品のペースで読みます。それに加えて、ソフォクレス、ゲーテ、シェークスピアによる戯曲、メルヴィル、ジェームズ、漱石、魯迅、カフカによる中短篇も読む予定です。 授業の形式は、教員が詳細な作品解説をするような講義ではなく(最低限の情報提供は行いますが)、学生による発表とディスカッションを中心とします。そのことによって、ただひたすらに本を読むことに加えて、文学作品について自分の言葉で語る(そして書く)方法も学びます。 何はともあれ、これらの「有名な」作品は、普通の意味で面白いです(だから今まで読み継がれてきました)。古い作品なので敬遠されがちですが、だまされたと思って読んでみてください。映画、ドラマ、マンガ、ゲームよりもさらに一歩、人間と人間社会の暗部(=リアル)に踏み込んだ物語を読んでみたいと思う人にはお勧めです。 文学「入門」の授業ではありますが、人文学の学問を専門とする大学院進学を考えている学生の履修も歓迎します。というよりも、高校までの日本の学校では人文学の教育はあまり行われていないので、今から入門しても人文学のエキスパートとなることは日本では十分に可能です。人文学に関しては、入門は同時に専門家養成でもあります。 ※初回(9月30日)の授業に必ず出席すること。やむをえず欠席する場合は、第2回の前に必ず担当教員にメールで連絡すること。課題があるので第2回の授業に突然来ても参加は認められない。 開講 授業科目名 言語構造論 開講 授業科目名 言語比較論 開講 授業科目名 言語態理論 言語の認知科学への招待 言語科学のトピック 文学入門:本屋さんで売っている文庫本で古今東西の文学を実際に読んでみる 担当教員 言語情報科伊藤 たかね 担当教員 言語情報科中澤 恒子 担当教員 言語情報科吉国 浩哉 所属 曜限 学専攻 所属 曜限 学専攻 所属 曜限 学専攻 対象 対象 対象

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