2020Sシラバス
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金 4 初年次ゼミナール理科 31537 31541 授業の目標・概要 簡単な測定や実験データ整理・解析、ものづくり等を実際に経験してもらい、試行錯誤や実験の難しさと計画性の重要性などを学んでもらいます。限られた材料・工具・時間の中で、自由な発想をもって、問題発見と解決方法・実験方法などを自分たちで考案してもらいます。小グルーブに分かれ、議論による協調学習を通して、コミュニケーション能力を伸ばしてもらいます。 ・何かを研究する時に、何が分かっていて何が分かっていないのか、何が問題でどうやったら解決できるのか、自分の頭で考えることができるようになる ・実験データの簡単な解析方法と、そこから導かれる結論を論理的かつ客観的に論じる力を身につける ・自分の考えを、分かりやすく他人に伝え、情報を共有することで新たなアイデアや知見を得るための、サイエンスコミュニケーション能力の基礎を身につける 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 (この講義での個別の評価基準) より良いデータ取得を目指して、独自性のある、コストパフォーマンスの良い、実験機の開発・改良ができたか 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 健康を維持・増進させたり、スポーツ選手のパフォーマンスを向上させたりするうえで、食事は重要な要素の一つとなっている。書店では、そうした目的を達成するための食事法に関する書籍が数多く販売されており、ネット上にも様々な情報が氾濫している。これらの情報のうち、どれを信じてよいのかわからなくなったことはないだろうか。このように世の中に溢れている食事に関する情報に対して、それらを総合的に考え、自分に当てはまる情報を取捨選択する能力を身につけることが必要とされている。このゼミでは、まず、世の中に広まっている食事に関する理論がどのようにして構築されてきたのか?それらはどのような科学的根拠に基づいているのか?ということについての検証を通じて「食のリテラシー」を身につけることを目指す。さらに、簡単な実習・実験を行いながら、実際に自分たちが研究者となって食事法に関する新たな科学的理論を構築しようとした場合、どのような実験を行ったらよいのか?また、得られたデータをわかりやすく伝えるためには、どのような発表を行えばよいのか?ということについて考え、一連の研究プロセスについて学ぶことを目標とする。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 論文読解型/データ解析型、栄養学・スポーツ栄養学、健康科学、スポーツ科学 教科書 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、データ解析型、物理、小実験、サイエンスコミュニケーション 教科書 ガイダンス K301 K302 金 4 健康増進&スポーツパフォーマンス 向上のための食事学 身近な物理でサイエンス 寺田 新 松本 悠 スポーツ・身体運動部会 教養教育高度化機構

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