2020Sシラバス
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水 3 成績評価方法 授業のキーワード 再生医療、組織再生、医療機器、デザイン、人工知能 教科書 ガイダンス 授業の目標・概要 授業のキーワード「鉄」は3000年に渡り、私たちの生活と社会を支えてきました。自動車、鉄道、建物など身の回りの多くの製品には鋼材が使われています。世界最長の吊り橋の明石海峡大橋、東京スカイツリーなどのランドマークも鋼材により作られています。これから先も、鋼材が私たちの社会の基盤材料であることは間違いないです。本授業では、日本および世界の過去(1950-2015年)の様々なデータ(人口、経済発展(GDP/人)、粗鋼生産量、鋼材の用途別消費量、製品の寿命など)を解析し、鋼材消費量がどのような因子と相関があるかデータ解析を行います。そして、相関解析から得た知見を基に、2050年までの世界の鉄鋼需要の予測を行います。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード データ解析、マテリアル工学・産業エコロジー、将来需要推計、環境制約 教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 「問題発見・解決型」、化学、化学材料、分子集合体、ナノ構造 教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード フィールド体験及び問題発見・解決の複合型、生物学/植物、野外観察、多様性、生態学 教科書 .ガイダンス 植物は芽生えたその地にとどまり一生を終えるため、外敵から逃げることも、適した交配相手を探しにいくこともできません。それゆえ、環境、特に動物との相互作用は植物の進化に重要な影響を及ぼしてきたと考えられています。身近な植物においても、棘を発達させて物理的に被食防衛を免れる、種子や花粉を動物に運搬させるなど多様な適応が観察できますが、植物とそれを取り巻く動物との相互作用には未知のことが多く残されています。 本ゼミナールでは、野外で植物を直接観察することにより、植物の種や形態の多様性、また植物を取り巻く生物間相互作用に関する理解を深めます。前半では主に種や形態の多様性をテーマに、後半では動物との相互作用をテーマに観察を行い、観察の中で生じた疑問に対しアプローチしていく方法を習得します。 【授業の目標】 ・植物の生態に関する観察方法を習得する ・野外での観察から新たな問題を発見するプロセスを経験する 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 プリントを配布する。/Will distribute handouts 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 K401 E25教室 K201 K212 初年次ゼミナール理科 グループ6 1年 理一(22,24,34-35,38)理二三(17-18,22-23) 31493 31494 授業の目標・概要 健康長寿社会の実現は、世界の中でも高齢化が進んでいる我が国にとって大きな目標です。しかしながらそれを実現するには、医学研究者による病気の予防、診断、治療などの医療開発だけでは十分ではありません。なぜなら、このような先進医療を行うにはそれを支える医療製品の開発が同時に求められるからです。従って、医学研究者のみならず、細胞や遺伝子を扱う分子生物学の研究者、プラスチックや高分子材料を扱う材料工学の研究者などが、学問領域の枠を超えて研究開発を行う事が必要不可欠となります。このような状況においてわたしたち化学者は、「化学」の力を使って、必要とされる性質や機能をもった「化学材料」をデザインし、合成することができます。それら化学材料を用い、医療技術を支え、健康的な生活をサポートする製品を生みだすことが可能となります。 本ゼミナールでは、機能性分子・機能素材に焦点を当て、健康長寿社会における様々な課題を解決するために、化学材料の視点からどのようにアプローチし、どのようにアイデアを具現化するかについて、文献調査やディスカッションを通じて主体的に考え、オリジナリティの高い提案を行うことを目標に進めていきます。 具体的には、健康や長寿に貢献する機能分子・分子集合体・材料をデザインすることに挑戦します。例えば、人工血管にはどのような性能が求められ、現在使用されている人工血管における化学材料の課題・問題点を調べ、合成化学や材料化学の観点から解決する方法を提案します。世界でまだ誰も考えていない化学材料をつくることを考えてみましょう。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 授業中に指示をする。/Will specify at class time 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31507 授業の目標・概要 【授業の概要】 時間割コード 31492 授業の目標・概要 医療の発展はめざましいものがあるが,それは医学の基礎知識に工学の技術を複合させることにより実現している.さらなる将来の医療の発展を目指して様々な医療工学が現在,研究されている.本ゼミでは,その中から再生医療工学,医療機器デザインの視点から,それぞれの基礎知識,文献検索,医療工学技術の提案,プレゼンターションについてグループワークを進める. 出席,学習姿勢およびプレゼンテーション評価 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 水 3 水 3 化学で健康長寿社会に貢献するには? 水 3 曜限 データ解析により予測する2050年の担当教員 牛田 多加志 井上 純哉 相田 卓三 川北 篤 工学部 工学部 工学部 理学部 所属 教室 グループ6 1年 理一(22,24,34-35,38)理二三(17-18,22-23) 講義題目 未来医療工学 世界の鉄鋼産業 植物の多様性

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