水 2 バイオミメティック・エンジニアリング 初年次ゼミナール理科 31531 31546 授業の目標・概要 生物の優れた仕組みに着想を得たモノづくりの新奇な企画提案を行う。 31488 授業の目標・概要 気候変動懐疑論をはじめとして、環境問題は生活に身近であることや健康との結びつきも強いことから、疑似科学(似⾮科学、トンデモ科学)の対象にもなってきている。これまでにも多くの疑似科学的説明が世間で広く流布しているが、それらのいくつかを取り上げ、説明としてどこに問題があるといえるか、どこは信用できるのか、班に分かれてのディベートなどを通して理解を深める。また、疑似科学の問題点を説明する論理⼒を身につけることは理系の学士の素養として重要であり、科学的知見の発信作法の背後にある意味についても理解できよう。また、未知の分野を批判的に理解する道具をここで身につけ、科学的興味を広げることにつながることを期待している。 個⼈課題や発表の成果物に基づいて行う。討議等における積極性を考慮する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 【はじめに】 成績評価方法 授業のキーワード 化学(材料化学・バイオマテリアル)、生命科学、メカノバイオロジー、幹細胞、学者・研究者、グループディスカッシ教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード プロジェクト提案/企画提案、バイオインスパイアド、バイオミメティック 教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、環境問題、疑似科学、気候変動懐疑論、マイナスイオン、温泉 教科書 ガイダンス 皆さんの「化学」のイメージは、周期表や反応式、化合物名や成経路の暗記、さらにモル収支の計算など、覚えることばかりで計算が面倒、泥臭い実験、汚い白衣のイメージ、、、 なんて方が多いでしょうか。一方、「生命科学」のイメージは、オートファジー、iPS細胞、難病治療薬、遺伝子編集などのトピックスが最近メディアでも華々しく報道され、⾮常に輝いて見えるのかもしれません。しかし、「化学」と「生命科学」はとても深くて密接な関係にあります。化学の発展無しには生命科学の発展はありえません。 本授業は、「生命科学」の研究分野において「化学」が極めて重要な要素・学問であることを学び、皆さんに「今まで知らなかった"生命化学"」に出会ってもらうことを大きな目的としています。さらに、研究者という職業について深く知ること、また昨今話題となっている研究者のモラルについても考えたいと思います。研究者を公平に評価する"物差し"を皆さんとディスカッションしながら考えていきたいと思っています。 研究者を評価する物差しや化学と生命の融合領域について考えるなかで、アイディアの出し方、グループディスカッションの経験を積んでいただくことを大きな目的としています。 【授業の概要】 以下の2テーマについて、グループワークを行います。 1) 研究者を評価する物差しや化学と生命の融合領域について考える 2)「分子認識化学」「材料化学」「生命科学」をキーワードとする境界領域研究について考える グループディスカッション後、発表・討論することを最終的な目標として設定しています。このための事前準備(議論、提案、プレゼンなどの訓練)は、基本的には本講義内で行います。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 ョン 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 そのために, (1)生物の優れた機能を解明した研究,またはバイオミメティック・バイオインスパイアドというキーワードに基づいて行われたモノづくり研究の過去の例を学ぶ(文献検索と読解,発表を通じた情報共有)。 (2)小グループに分かれて,(1)で得られた情報などを参考に議論し,柔軟な発想で,生物の優れた仕組みに着想を得たモノづくりの企画を考える(課題解決のためのグループワーク)。 これらを通じて, ・コミュニケーション能⼒を伸ばす。 ・プロジェクトを推進する時に,何が分かっていて,何が分かっていないのか,何が問題で,どうやったら解決できるのか,自分の頭で考える能⼒を身につける。 ・試行錯誤やプロジェクト推進の難しさと,計画性の重要性などを学ぶ。 ・自分の考えを,分かりやすく他⼈に伝え,情報を共有することで,新たなアイディアや知見を得るためのコミュニケーション能⼒の基礎を身につける。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 科学の技法:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト 東京大学出版会 KALS 516教室 水 2 金 3 科学者を評価する・化学と生命科学の 境界を知る 環境科学のウソ・ホント 吉本 敬太郎 砂田 祐輔 片山 浩之 化学部会 生産技術研究所 ⼯学部 シラバス参照
元のページ ../index.html#89