初年次ゼミナール理科 31454 授業の目標・概要 (授業の概要と目的) 31463 授業の目標・概要 エネルギー問題の解決には,技術的な側面だけではなく,環境への配慮,経済性,地域特性といった多方面からの検討が必要です.本ゼミナールでは,現実の社会問題にはこういった複雑な背景があることを理解しながら,エネルギー問題の解決策や未来予測を行うことを通じて,問題解決能力の向上を図ることを目的とします. まず,日本と世界のエネルギー事情を概観した後,(1)ガスタービン,エンジンなどのエネルギー変換の基盤技術,(2)日本のCO2排出量削減に必要な水素燃料,(3) 自動車をめぐるエネルギー技術、の3つのテーマについて学習し,関連の学内研究施設の見学を行います.これら基本的な仕組みや原理に関する学習の後,グループに別れ,研究段階の技術から実用化された技術までの調査を行い,調査結果のプレゼンテーションを行います.現状のエネルギーに関する状況を把握した上で今後の課題を抽出し,将来展望を参加者全員で議論します. 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します. 素燃料 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31464 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、医学/代謝学、生命科学、糖尿病、肥満、生活習慣病 教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、機械工学、エネルギー変換/エネルギーシステム、地球温暖化、電気自動車/ハイブリッド自動車、水教科書 ガイダンス 授業の目標・概要 すでに高校の物理で習ってきたように、目の前のものから、天体に至るまで世にあるものは力学に関する物理法則にしたがって動いている。ニュートンにより提唱 された力学の法則は数学的表現では、時間に関する二階の微分方程式の形をとり、ものをうまく動かすために、その微分方程式に基づく「動的な性質」を理解し 取り扱うことが重要になる。ものの「動的な性質」に着目して対象をモデル化し、状態を計測し、リアルタイムに情報を処理して、入力をうまく決め、「思った ように物を動かす」一連の手法を制御という。ここでは、倒立振子という、そのままでは倒れてしまうものを例題に、上手にものを動かすモーションコントロー ル=運動制御について、グループでの議論、数値計算、実験を通じて学び、数式に基づいて論理的に考えることの大切さを体験することを目的とする。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 授業のタイプ 実験データ解析型、学術分野 工学/ 電気電子工学、ロボット、車両、動的システム、運動制御 教科書 ガイダンス 代謝性疾患とは、代謝に異常が起こっている疾患です。代表的な代謝性疾患には、糖尿病、肥満症、メタボリックシンドロームなどがあります。代謝とは何か、代謝性疾患とは何かについて知識を深めたり、グループごとに課題を設定して調べたり、議論しながら、代謝研究、生命科学研究、疾患・創薬研究の実際に迫ります。その過程において、理系・医学系の研究者とはどのような職業なのか、研究者になるためにはどのようなプロセスを踏むのか、研究生活に関する疑問に答えながら、議論を重ね、医学研究の魅力について理解を深めることを目的とします。 (授業の目標) ・グループワークを通して、協力しながら、課題を設定したり、自由に議論や質問することの楽しさに触れることができる。 ・代謝性疾患について、知識を深めることができる。 ・理系/医学系の研究者や医学/生命科学研究のイメージをつかむことができる。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 KALS K401 K201 水 4 水 4 水 4 ---ロボットや車両を上手に動かす科学 未来のエネルギーを考える モーションコントロール入門 代謝性疾患入門 山内 敏正、岩部 美紀 鈴木 雄二 古関 隆章 医学部 工学部 工学部
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